ライブスチームの運転


305.  ボイラーの水圧試験    (その10)  (H30.8.25掲載)

  (その9の続きです)

コッペル
テストポンプのハンドルを上下して、加圧していきます。 そして、前回、水漏れが見つかった、煙室内を見るため、煙室戸を開けて、水漏れ箇所を特定していきます。


コッペル
アップしてみてみます。やはり水が漏れているようです。


コッペル
写真は運転室の左側を上から見たもので、写真上側が機関車の前側です。 水漏れ箇所を特定するため、ブロアーバルブから煙室まで伸びている、 配管を切り離してみます()。


コッペル
アップしてみてみます。配管を切り離した箇所から漏れ出て、 ボイラーの丸みに沿って水が垂れています(↓↓ 写真の右側から左側に垂れています)。 一方、煙室内での水漏れは、止まったようです。 どうやら、漏れていた箇所はブロアーバルブであり、 煙室内の、シリンダーから排出されブラストノズルに至る配管、ブロアーノズル/ブラストノズル、 主蒸気管からの漏れではないようです。

<今回のコッペルの水圧試験の結果>
  〇
圧力計の針の落ち具合いは、前回と違ってゆったりであり、 ブロアーバルブからの漏れは少ないことから、このままで良しとする。
  〇汽笛弁は新品と交換することとし、交換後、再度、水圧試験を実施する。




OSクラウスの水圧試験
クラウス
次にOSクラウスの水圧試験を行います。クラウスは軽いので、両手で持ち上げて、 高架の線路上にのせました。


クラウス
安全弁()を取り外し、 テストポンプの高圧ホースを接続します。


クラウス
クラウスの安全弁の口は一つで、そこに接続するのですが、 製作していただいた、接続アダプターを介して、高圧ホースを直接接続するのではなく、 倶楽部のメンバーの方が自作された、 圧力計付きで、圧縮空気の取り入れ口と、水の取り入れ口が付いたものを経由して、接続しています。


クラウス
水の取り入れ口()に高圧ホースを接続しています。 バルブを開けておきます。 圧縮空気の取り入れ口()にもホースが繋がっていますが、 水圧試験時はバルブを閉めておきます。


クラウス
準備が整ったので、テストポンプのハンドルを上下して、加圧していきます。 すると、汽笛からの水漏れが見つかったので、汽笛弁から汽笛まで伸びている、 配管を切り離してみました()。


クラウス
アップしてみてみます。 汽笛弁から水が漏れ出ています()。 コッペルの時より少量ですが・・・。


(その11に続きます)  


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