(その9の続きです) テストポンプのハンドルを上下して、加圧していきます。
そして、前回、水漏れが見つかった、煙室内を見るため、煙室戸を開けて、水漏れ箇所を特定していきます。 アップしてみてみます。やはり水が漏れているようです。 写真は運転室の左側を上から見たもので、写真上側が機関車の前側です。
水漏れ箇所を特定するため、ブロアーバルブから煙室まで伸びている、
配管を切り離してみます(↓)。 アップしてみてみます。配管を切り離した箇所から漏れ出て、
ボイラーの丸みに沿って水が垂れています(↓↓ 写真の右側から左側に垂れています)。
一方、煙室内での水漏れは、止まったようです。
どうやら、漏れていた箇所はブロアーバルブであり、
煙室内の、シリンダーから排出されブラストノズルに至る配管、ブロアーノズル/ブラストノズル、
主蒸気管からの漏れではないようです。 <今回のコッペルの水圧試験の結果> 〇圧力計の針の落ち具合いは、前回と違ってゆったりであり、 ブロアーバルブからの漏れは少ないことから、このままで良しとする。 〇汽笛弁は新品と交換することとし、交換後、再度、水圧試験を実施する。 OSクラウスの水圧試験
次にOSクラウスの水圧試験を行います。クラウスは軽いので、両手で持ち上げて、
高架の線路上にのせました。 安全弁(↓)を取り外し、
テストポンプの高圧ホースを接続します。 クラウスの安全弁の口は一つで、そこに接続するのですが、
製作していただいた、接続アダプターを介して、高圧ホースを直接接続するのではなく、
倶楽部のメンバーの方が自作された、
圧力計付きで、圧縮空気の取り入れ口と、水の取り入れ口が付いたものを経由して、接続しています。 水の取り入れ口(↑)に高圧ホースを接続しています。
バルブを開けておきます。
圧縮空気の取り入れ口(↓)にもホースが繋がっていますが、
水圧試験時はバルブを閉めておきます。 準備が整ったので、テストポンプのハンドルを上下して、加圧していきます。
すると、汽笛からの水漏れが見つかったので、汽笛弁から汽笛まで伸びている、
配管を切り離してみました(→)。 アップしてみてみます。
汽笛弁から水が漏れ出ています(→)。
コッペルの時より少量ですが・・・。 (その11に続きます) |