数年前、所属する倶楽部のメンバーの方のご厚意により、
ご自宅の1番ゲージのレイアウトでアスター製8550を運転させていただきました。「その前は?」というと、
33年前の”横浜ライブスチームクラブ”さまのレイアウトでの走行まで遡ることになります。その当時のことを、
24.”横浜ライブスチームクラブ”さまのこと (H27.12.14掲載)で紹介させていただいたことをきっかけに、
”横浜ライブスチームクラブ”さまとのご縁ができ、
今年はじめての月例運転会にお邪魔させていただきました。 アスターホビー社さま
アスターホビー社さまです。33年前は、”横浜ライブスチームクラブ”さまのレイアウトは、
横浜・市ヶ尾にあったのですが、現在の運転会場は、アスターホビー社さまのビルの屋上です。
私は朝5時30分に起床し、新幹線で新横浜駅まで行き、JR横浜線に乗り換え、2つ目の鴨居駅で下車しました。
そこから徒歩で、現地には9時頃到着しました。 玄関を入ると、C11227のナンバープレートが展示されていました。
大井川鐵道の実機に取り付けてあったのでしょうか? ナンバープレートの背景もC11のようです。 運転会場
”横浜ライブスチームクラブ”さまは創立から33年をこえる歴史と伝統のあるクラブで、
1番ゲージライブスチームのノウハウが蓄積されておられることを随所に感じました。 自作のライブスチーム
この機関車は自作のライブスチームです。ニュージーランドの蒸気機関車だそうです。
ニュージーランド国鉄は日本と同じ狭軌(1067mm)で、日本の国鉄蒸気機関車より小ぶりだそうです。
ニュージーランドの蒸気機関車をどのようにして設計・製作されたのでしょうか?
弁装置はD形スライドバルブかと思ったのですが、ピストンバルブだそうで驚きました。 スチームアップ中!!!
真鍮のままですが、なぜか蒸気機関車らしさを感じます。
電動ブロアの吸い込み口が煙突より大きく、外気を吸っていたのか、なかなか蒸気圧が上がらなかったのですが、
電動ブロアを交換したところ、すぐに蒸気圧が上がりはじめました。重量感があり、かなり力がありそうです。
たくさんの客車・貨車を牽引してくれることでしょう。 B形タンク機
B形タンク機です。B20を改造されたそうです。運搬用(?)のケースのカバーを取り外したところで、
ちゃんとレールの上に載っており、前後の板で前後動を防止するのかもしれません。
1番ゲージのライブスチームは手に持って運搬でき、電車に乗って運転会場まで行けるメリットがあります。
連結装置は私の好みの”ねじ式連結器(スクリューカプラー)”に前後共、交換してあるようです。 威風堂々たるB形タンク機
B形タンク機が走行レールに載っています。堂々としているように見えませんでしょうか?。
実はデジタルカメラを手に入れてから、あまり日が経っておらず、まごまごして撮影していたところ、
カメラに詳しくプロのカメラマンのような横浜ライブスチームクラブさまのメンバーの方にお声をかけていただき、
それからいろんなアドバイスをいただきました。
この写真は下から上を見上げるようにして撮影したものです。上から下向きで撮影するのと、下から上向きで撮影するのでは、
随分印象が異なることがよく分かりました。アドバイスしていただきまして、
ありがとうございました。 ブリテイッシュなB形タンク機
よく見ると、ブリテイッシュな感じがします。ねじ式連結器、真っ赤な前後の端梁、
煙室周辺の手摺りの形状、煙室後方の青色のボディ・タンク・運転室。
製作されたのは今回の訪問のきっかけとなる声をかけていただいた、横浜ライブスチームクラブの会長さまです。
英国の機関車が好みなのかもしれません。私の好みと合致しています。 車両を連結しています。何両連結しているのでしょうか? 5両? B形でも力がありそうです。 (その2に続きます) |