(その5の続きです) 火床が出来上がってきたようで、
トラバーサーで平行移動し、出庫線に転線しました。 FORTEが出発していきます。
安全弁が噴いており、快調なようです。 写真では分かりづらいですが、この出庫線はかなりの上り勾配ですので、
ボイラー蒸気圧を低下させないよう、十分な注意を要します。
私は、途中で停車することを想定し、ブロアーバルブは開けたままとし、
本線に出て走りだしてから、ブロアーバルブを閉めています。
ブロアーバルブの開閉調整は重要です。 少し走ったところで、一旦停車しました。そして、
ウェールズ炭を投炭しています。先に投炭した、マンデリ炭が燃え尽き、
火床が下がりますので、短い時間間隔でウェールズ炭を投炭します。
走りはじめに、ウェールズ炭をたくさん投炭して、火床を作るのがポイントです。
走りはじめたら、瞬く間にボイラー蒸気圧が低下する主たる原因は、
”投炭量が足りないこと”です。 本線に出ました。運客を開始する前に、本線を1周試走しています。
列車全体(機関車+乗用台車)が、安全に走行できることを確認すると共に、火床を整え、
ボイラー蒸気圧と水位の状態も整えます。 安全弁が噴いています。
ボイラー蒸気圧は充分なようです。 試走は完了し、駅で停車しました。これから運客を開始します。 乗車完了し、可愛らしい汽笛を鳴らし、出発していきます。 トンネルを走行しています。トンネルの中で上を見ると、空が見えますが、(笑)。 林の中を走行しています。林と曲線で、前方が見づらい地点です。
前の列車に追突しないよう、速度に注意します。
前の列車が、たとえ停車していても、止まれる速度で走行します。
安全第一です。 (その7に続きます) |