(その9の続きです) 後片付けを行っています。ボイラーの水を抜き、
次にサイドタンクの水を抜いています。機関車後部左側にある給水の接続口から排水しています。 車体を取り外しました。普通、車体を取り外すことはありません。
FORTEならではです。 次に、汽笛弁と汽笛とを接続する配管(→)を取り外します。 配管(←)を取り外しました。
汽笛弁から上方に伸びた配管は、逆Uの字のように曲がっているのです。 そして、ボイラーを取り外しました。
ボイラーはご覧の通りの大きさですが、大人数名を牽引する力を持っています。 ボイラーを取り外した状態を上から見てみます。
写真右側が機関車の前です。 アップしてみます。シリンダードレンコックのレバーが、
公式側のサイドタンクに沿って、
前方に伸びています(□)。 火格子を上から見てみます。
黒っぽいのは、燃焼中だったウェールズ炭が、
通風がなくなったため、消えたものではないかと思われます。 火格子を取り外して、灰を捨てています。
火格子は高温ですので、火傷しないよう注意します。 火格子を見てみます。
大きさが分かるよう、OS製ショベルを並べています。
ご覧の通り、さほどの広さはありませんが、石炭が良く燃焼します。
何か秘密(ノウハウ)があるのでしょう。 火格子/灰受けを取り外した状態を上から見てみます。
真下に第三動輪の車軸が見えます(→)。
ということは、第三動輪の上に火室があるということになります。 (その11に続きます) |