ライブスチームの運転


386. OS製5インチゲージ FORTE(フォルテ)   (その12)   (R1.6.5掲載)

  (その11の続きです)

FORTE
公式側サイドタンク内に配置されているハンドポンプから、 ボイラーに給水されるまでの経路をたどってみます。 は、ハンドポンプのハンドルです。


FORTE
ハンドポンプから送り出された水は、 サイドタンク内の配管を前方に向かい()、 サイドタンクから出て、内側前方に向かい()、 そして、の接続箇所を経て、上方に向かいます。


FORTE
角度を変えて、見てみます。 サイドタンクから出て、内側前方に向かい(↓ →)、 接続箇所()を経て上方に向かいます。


FORTE
そして、外側に出て、後方に向かい()、 上方に曲がって()、 逆止弁を経て、ボイラーに給水されます。


FORTE FORTE FORTE
次に、上下の接続箇所を見てみます。内が接続箇所の下側です。 内をアップしてみたのが、中央の写真です。 この上側に載るのが、右側の写真です。ご覧の通り、上側にも下側にもネジはありません。 載せるだけで、漏れないのです。凄い技術で驚きです。
 @ : ハンドポンプからボイラーへ給水 (下から上側へ)
 A : 排気(シリンダーからブラストノズルへ) (下から上側へ)
 B : 軸動ポンプからボイラーへ給水 (下から上側へ)
 C : 給気(ボイラーから蒸気室/シリンダーへ) (上から下側へ)


FORTE FORTE
最も漏れやすいと思われる、給気の接続箇所をアップして見てみます。 左側の写真が下側(前の中央の写真のC)で、 右側の写真が上側(前の右側の写真のC)です。 下側が雄で、上側が雌のように見えますが・・・。どのようにして、漏れを防止しているのでしょうか?。


FORTE
角度を変えて、接続箇所に繋がっている配管を見てみます。 は、ハンドポンプから送り出された水の通路で、 @に繋がっています。 は、軸動ポンプから送り出された水の通路で、 Bに繋がっており、 フィードバックバルブを開くと、 この配管()を通って、非公式側のサイドタンク内に戻ります。 この配管()は、 機械式給油器から送り出されたスチームオイルの通路で、 給気管(C)に繋がっているものと思われます。


FORTE
取り外したボイラーです。コンクリート上に置くのではなく、 ダンボールが下に敷いてあるのがポイントです。所属する倶楽部のメンバーの方によると、 接続箇所の上側(3つ前の右側の写真)にキズがつくのを防止する上で、 重要なことだそうです。


(その13に続きます)  


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