(その11の続きです) 公式側サイドタンク内に配置されているハンドポンプから、
ボイラーに給水されるまでの経路をたどってみます。
→は、ハンドポンプのハンドルです。 ハンドポンプから送り出された水は、
サイドタンク内の配管を前方に向かい(←)、
サイドタンクから出て、内側前方に向かい(↑)、
そして、〇の接続箇所を経て、上方に向かいます。 角度を変えて、見てみます。
サイドタンクから出て、内側前方に向かい(↓ →)、
接続箇所(〇)を経て上方に向かいます。 そして、外側に出て、後方に向かい(→)、
上方に曲がって(↑)、
逆止弁を経て、ボイラーに給水されます。 @ : ハンドポンプからボイラーへ給水 (下から上側へ) A : 排気(シリンダーからブラストノズルへ) (下から上側へ) B : 軸動ポンプからボイラーへ給水 (下から上側へ) C : 給気(ボイラーから蒸気室/シリンダーへ) (上から下側へ) 最も漏れやすいと思われる、給気の接続箇所をアップして見てみます。
左側の写真が下側(前の中央の写真のC)で、
右側の写真が上側(前の右側の写真のC)です。
下側が雄で、上側が雌のように見えますが・・・。どのようにして、漏れを防止しているのでしょうか?。 角度を変えて、接続箇所に繋がっている配管を見てみます。
→は、ハンドポンプから送り出された水の通路で、
@に繋がっています。
↑は、軸動ポンプから送り出された水の通路で、
Bに繋がっており、
フィードバックバルブを開くと、
この配管(→)を通って、非公式側のサイドタンク内に戻ります。
この配管(↑)は、
機械式給油器から送り出されたスチームオイルの通路で、
給気管(C)に繋がっているものと思われます。 取り外したボイラーです。コンクリート上に置くのではなく、
ダンボールが下に敷いてあるのがポイントです。所属する倶楽部のメンバーの方によると、
接続箇所の上側(3つ前の右側の写真)にキズがつくのを防止する上で、
重要なことだそうです。 (その13に続きます) |