ライブスチームの運転


392. アスターホビー製 森林鉄道 B形タンク機関車   (その5)   (R1.6.26掲載)

  (その4の続きです)

Bタンク
ボイラーに給水する準備をしています。砂箱を取り外すため、 ネジを緩めています()。


Bタンク
砂箱を取り外しました。オーナーさまから、 ”ボイラーへの注水口が不明”とのメールをいただきましたが、 ここ()なのです。 砂箱で見えなかったようです。


Bタンク
給水口の止め栓です。上側に砂箱を取り付けるためのメネジが切ってありますが、 貫通してはいません。また、下側のオネジの径とピッチは、おそらく安全弁と同じかと思われます。 そうであれば、この機関車の安全弁は一つですので、ここにもう一つ安全弁を付けて、2つにすることができます。


Bタンク
止め栓を9mmボックスレンチで、外しています。 六角をなめないようにするためには、スパナを使うより、ボックスレンチを使った方がいいと思います。


Bタンク
 ボイラーに給水しています。 オーナーさまから、”どれぐらい水を入れるのか分からない”とのメールをいただきましたが、 95ccです。アスターホビーさまのホームページのリンク先に掲載されています。 なお、安全弁はご覧の通り、取り外してあります()。 ブロアーバルブ(通風弁)があれば開けて、ボイラー内の空気を逃がすのですが、 この機関車にはブロアーバルブありませんので、空気が逃げられるよう、 安全弁を取り外したのです。そうすれば、水が入りやすくなります。


Bタンク
 給水ができましたら、安全弁、止め栓、砂箱を取り付けます。 なお、安全弁と止め栓にはボイラーの高圧がかかります。が、 だからといって馬鹿力で締めるのではなく、”ほどほどの加減”がよいようです。 ライブスチームの世界は、力加減など経験を積重ねないと、分からないことが多いです。 私は経験を積重ねて、勘が働くようになりたいと思っています。


Bタンク Bタンク
置換式(ロスコー式)給油器のタンクに、スチームオイルをシリンジで注入しています。 給油口が小さいので、シリンジを使っておられるものと思われます。


Bタンク
 給油器のタンクに注入したオイルです。 アスターホビーさまの純正スティームシリンダーオイル(エンジンオイル)です。 自動車用のエンジンオイルを使用するのは、厳禁です。 私は以前、SAITO(株式会社斎藤製作所)製の船舶用スチームエンジンにおいて、 自動車用のエンジンオイルを使用したところ、排気の細いパイプが詰まってしまいました。 銅線を通すなど、白っぽくこびり付いた物質を取り除くのにひと苦労しました(白っぽい物質は、添加剤かもしれません)。 また、OSさまのスチームオイルなら使えるかと思ったのですが、 アスターホビーさまのホームページによると、”大型ライブ用(3.5や5インチ用)のオイルは、 粘度が高過ぎるので、冬場等は特に使用しづらい”旨の記載があります。 このオイルは、OSさまのスチームオイルほど粘度は高くなく、 1番ゲージ/Gゲージに適しているようです。


Bタンク
燃料タンクにアルコールを注入します。 注入量は、45ccです。付着した燃料は綺麗に拭き取ります。


Bタンク
注入した、燃料用アルコールです。 燃料用アルコールのメーカーは何社かあるようですが、 この燃料用アルコールの発売元は、大洋製薬株式会社です。


Bタンク
バーナー&燃料タンクを水平に保ちながら、車体に取り付けます。 バーナーの先端をここに()差し込みます。


Bタンク
燃料タンクは、このピン()を、 燃料タンク上部のこの穴()を通して、 フレームのこの穴()と、 この穴()に通し、 そして、燃料タンク上部のこの穴()を通して、 取り付けます。


(その6に続きます)  


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