(その3の続き) パニア タンク(Pannier Tank)
パニア タンクです。英国のC形タンク機関車です。
サイドタンクの社紋(?)が誇らしげです。非常に綺麗で、品格の高さを感じます。 パニア タンク スチームアップ中!!!
蒸気圧が上がってきたようです。
パニア タンク 走行開始!!!
客車を連結しています。 この機関車の走行中の写真をたくさん撮ってきました。
非常に調子よく、長時間走行していたからです。メンテナンスもキチッとなされているのだと思います。
残念ながらオーナーさまからお話しを伺うことができませんでしたが、大変熱心な方のようで、
相当な運転ノウハウをお持ちのことと思います。 運転会終了後、横浜ライブスチームクラブのメンバーの方、 アスターホビー社さまにお話しを伺っているなかで、”昨年、線路をフラットに調整”されたことを伺いました。 運転会中は全然気づかなかったのですが、そういえば、上り勾配で列車のスピードが遅くなるとか、 下り勾配でスピードが早くなる光景がまったくありませんでした。 一見、高架の上に線路が載っているだけに見えますが、 ”一体どのようにしてフラットにされたのでしょうか?” 創立から33年をこえる歴史と伝統のあるクラブさまですので、そのノウハウをお持ちのことと思います。 5インチゲージですと、私はフラットより少し勾配があった方が、 ワクワク・ハラハラ・ドキドキして面白いと思います。 上がり勾配にさしかかると蒸気圧や水位が気になり、上がっている最中はドラフトが大きくなります。 カマ(蒸気圧や水位)の状態が良くないときは、上りきるまで”停車しないか”とドキドキします。 下り勾配になり加減弁をしぼるとドラフトは小さくなり、まるで鼻歌を歌うように流れるように走ります。 でも、上り勾配で後ろ(火室側)にきていたボイラーの水が、前(煙室側)にいきますので、 火室の天井が露出しないよう水位には注意を要しますが。 一方、1番ゲージの場合はどうでしょうか? やはり勾配は無い方が良いように思います。 走行しだしたら加減弁の調整が困難ですので、 フラットな線路で適正な開き具合いでは上がり勾配では停止してしまうかもしれませんし、 逆に下り勾配ではスピードがですぎて、暴走してしまうかもしれませんので。 このあたりは1番ゲージと5インチゲージとでは違いがあるようです。 (その5に続きます) |