(その9の続きです) 本日の運客を終えて、機関庫に戻ってきまして、火を落としはじめました。 火室から、燃焼しているオガ炭を取り出しています。
オガ炭の真ん中の穴に火かき棒を挿し込んで、取り出しています。
オガ炭の燃焼は、雪だるまが陽にあたって融けて小さくなる様に似ているように思います。
取り出したオガ炭は、水に浸けて火を消し、乾燥させて、再利用(再燃焼)できるそうです。 マウンテンの火室は広火室でかなり広く、
たくさんのオガ炭を取り出しています。 オガ炭をすべて取り出し、火格子も取り出しました。
まだかなり熱いので、注意して、火格子の寸法を測ってみます。
縦は、約24pあります。 横は、約20pです。
火格子の面積は、24p × 20p = 480p2 となります。 パーパス製 5インチゲージ C571
こちらは、5インチゲージのC571です。
火格子の面積は、縦 約23p × 横 約14p = 322p2 となります。
縦はマウンテンと、ほぼ同じですが、横はC571の方が約6p短く、
なんと、5インチゲージのC57より、マウンテンの方が火格子面積が広いのです。
びっくりです。いかにマウンテンの火格子面積が広いか、驚きです。
もっとも、C57は細身のボイラーが特徴?の機関車だからかもしれませんが。 火を完全に落としました。が、まだ若干圧力があるようです。
この後、ボイラーの水を抜きます。 (その11に続きます) |