今回は、パーパス製の5インチゲージのC57の走行模様をレポートします。
場所は、よさみ鉄道倶楽部の定例運転会が開催される、フローラルガーデンよさみ(愛知県刈谷市)です。 パーパス製 5インチゲージ C57
パーパス製の5インチゲージのC57を知ったのは、30年以上前にTMS誌に掲載された、
メーカー(静岡県の高木産業さま)さまの広告です。
はじめて見たのは、2013年2月24日で、倶楽部のメンバーの方が入手された、写真の機関車です。 オーナーさまが到着しました。軽トラックにC57が載っています。 エンジン部、テンダー部共に、それぞれ金属製のしっかりとした、
ケースに納まっています。 ナンバープレートは、トップナンバーの1号機です。 軽トラックの荷台と、現地の高架線路の間に、橋渡し用の線路をかけて、
軽トラックから降ろしています。
万一、落下させたら大変ですので、慎重に行います。 エンジン部を降ろしました。次にテンダー部を軽トラックから降ろします。 テンダー部を降ろしました。エンジン部と連結する前に、火格子を入れます。
その方が、入れやすいからです。 テンダー部をエンジン部と連結しています。
実機と同じように、中間引棒(ドローパー)に中間引棒ピンを挿し込んで、
連結します。 が、ここで、問題発生です。
公式側の従輪の上方に新設したインジェクターに、
テンダーの水槽から水を送る配管の前部(↑)が、
エンジン部と干渉して、連結できないのです。
やむなく、配管の前部を切り落としました(↑)。
テンダー側の配管から、ここ(↑)に接続し、
赤いコックを開くと、インジェクターに送水される仕組みなのです。 公式側の前方です。
直径1750mmの動輪3軸に、細身のボイラーのC57の特徴が、
よく出ていると思います。 第1動輪です。OS製コッペルの動輪より、はるかに大きいです。
なお、加減リンク滑り子が、加減リンクの耳軸(→)の下方の位置にあるので、
逆転機は前進側にセットされているようです。 (その2に続きます) |