ライブスチームの運転


469. 令和元年12月 パーパス製 5インチゲージ C57 (その1)  (R2.3.21掲載)

 今回は、パーパス製の5インチゲージのC57の走行模様をレポートします。 場所は、よさみ鉄道倶楽部の定例運転会が開催される、フローラルガーデンよさみ(愛知県刈谷市)です。

パーパス製 5インチゲージ C57
パーパス製の5インチゲージのC57を知ったのは、30年以上前にTMS誌に掲載された、 メーカー(静岡県の高木産業さま)さまの広告です。 はじめて見たのは、2013年2月24日で、倶楽部のメンバーの方が入手された、写真の機関車です。


オーナーさまが到着しました。軽トラックにC57が載っています。


エンジン部、テンダー部共に、それぞれ金属製のしっかりとした、 ケースに納まっています。


ナンバープレートは、トップナンバーの1号機です。


軽トラックの荷台と、現地の高架線路の間に、橋渡し用の線路をかけて、 軽トラックから降ろしています。 万一、落下させたら大変ですので、慎重に行います。


エンジン部を降ろしました。次にテンダー部を軽トラックから降ろします。


 
テンダー部を降ろしました。エンジン部と連結する前に、火格子を入れます。 その方が、入れやすいからです。


テンダー部をエンジン部と連結しています。 実機と同じように、中間引棒(ドローパー)中間引棒ピンを挿し込んで、 連結します。


 
が、ここで、問題発生です。 公式側の従輪の上方に新設したインジェクターに、 テンダーの水槽から水を送る配管の前部()が、 エンジン部と干渉して、連結できないのです。 やむなく、配管の前部を切り落としました()。 テンダー側の配管から、ここ()に接続し、 赤いコックを開くと、インジェクターに送水される仕組みなのです。


公式側の前方です。 直径1750mmの動輪3軸に、細身のボイラーのC57の特徴が、 よく出ていると思います。


第1動輪です。OS製コッペルの動輪より、はるかに大きいです。 なお、加減リンク滑り子が、加減リンクの耳軸()の下方の位置にあるので、 逆転機は前進側にセットされているようです。


(その2に続きます)  


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