(その3の続きです) スクールズの裏側を引き続き、見ていきます。 エンジン部とテンダー部との連結箇所です。
写真左端の車輪は、第2動輪です。 サンプとアルコールバーナーは、
シリコンチューブ(↓)で接続されています。
燃料用アルコールは、サンプからシリコンチューブを通って(← ←)、
アルコールバーナーに送られます。
燃料用アルコールが漏れると、引火する恐れがありますので、
ネジ(↑ ↑)をしっかりと締めておきます。 これが(□内)、燃料タンクの下にあるサンプです。 更に後方、テンダーの裏側です。
5インチゲージの機関車ですと、ブレーキを装備しますが、ご覧のとおり、シンプルです。 3軸ある車輪は、いずれも前後動はしませんが、左右動はします。
写真は、横に倒した上側ですので、車軸は下に下がった状態です(→)。 ライブスチームを走らせようとしたとき、はじめに悩むのは、
運転する場所がない!!!、ことではないでしょうか。
そこで、スクールズ用の運転台を自作してみました。 運転台です。木板の上に、アルミ板を張り、その上に先台車とテンダーの車輪が乗る木板を乗せ、
車輪に合わせて、木板を削りました。動輪は浮かせるのではなく、アスターホビーさまから購入した、
運転テスト用コロ2個の上に乗るようにしました。
木板では、水やオイルが浸み込むことや、こぼれた燃料用アルコールに火が点くと厄介と思い、
アルミ板を全面に張った次第です。 アスターホビーさまから購入した、運転テスト用コロです。
製品は組みあがった状態ですので、底板の溝に、
ネジ2個(→ ←)を通して、留めるだけです。
底板の溝により、ネジを緩めて、前後にスライドさせて、位置を調整することができます。
なお、この運転テスト用コロは何年も前に購入したもので、
現在、販売されているものとは、形状が異なるようです。 運転台にスクールズを載せました。
動輪が回転し、機関車が前後・左右に動いても、先台車とテンダーの車輪が、溝にはまっていますので、
動くことはありません。また、運転操作をやり易くするため、
足を5本付けて、高くしました(←)。 第2動輪が運転テスト用コロに載っているところです。
前後のベアリングに、均等に荷重がかかるようにするのは、難しいです。動輪を手で回すと、
第1動輪の前後のベアリング2つと、第2動輪の前後のベアリング2つの計4つのベアリングが、
回るように調整するといいと思うのですが、難しいです。 (その5に続きます) |