ライブスチームの運転


496. アスターホビー製 1番ゲージ スクールズ  (その4)  (R2.6.28掲載)

  (その3の続きです)

スクールズの裏側を引き続き、見ていきます。


エンジン部とテンダー部との連結箇所です。 写真左端の車輪は、第2動輪です。


サンプアルコールバーナーは、 シリコンチューブ()で接続されています。 燃料用アルコールは、サンプからシリコンチューブを通って(← ←)、 アルコールバーナーに送られます。 燃料用アルコールが漏れると、引火する恐れがありますので、 ネジ(↑ ↑)をしっかりと締めておきます。


これが(内)、燃料タンクの下にあるサンプです。


更に後方、テンダーの裏側です。 5インチゲージの機関車ですと、ブレーキを装備しますが、ご覧のとおり、シンプルです。


3軸ある車輪は、いずれも前後動はしませんが、左右動はします。 写真は、横に倒した上側ですので、車軸は下に下がった状態です()。


ライブスチームを走らせようとしたとき、はじめに悩むのは、 運転する場所がない!!!、ことではないでしょうか。 そこで、スクールズ用の運転台を自作してみました。


運転台です。木板の上に、アルミ板を張り、その上に先台車とテンダーの車輪が乗る木板を乗せ、 車輪に合わせて、木板を削りました。動輪は浮かせるのではなく、アスターホビーさまから購入した、 運転テスト用コロ2個の上に乗るようにしました。 木板では、水やオイルが浸み込むことや、こぼれた燃料用アルコールに火が点くと厄介と思い、 アルミ板を全面に張った次第です。


アスターホビーさまから購入した、運転テスト用コロです。 製品は組みあがった状態ですので、底板の溝に、 ネジ2個(→ ←)を通して、留めるだけです。 底板の溝により、ネジを緩めて、前後にスライドさせて、位置を調整することができます。 なお、この運転テスト用コロは何年も前に購入したもので、 現在、販売されているものとは、形状が異なるようです。


運転台にスクールズを載せました。 動輪が回転し、機関車が前後・左右に動いても、先台車とテンダーの車輪が、溝にはまっていますので、 動くことはありません。また、運転操作をやり易くするため、 足を5本付けて、高くしました()。


第2動輪が運転テスト用コロに載っているところです。 前後のベアリングに、均等に荷重がかかるようにするのは、難しいです。動輪を手で回すと、 第1動輪の前後のベアリング2つと、第2動輪の前後のベアリング2つの計4つのベアリングが、 回るように調整するといいと思うのですが、難しいです。


(その5に続きます)  


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