ライブスチームの運転


523. OS製コッペルのスチームアップ  (その1)  (R2.10.7掲載)

 OS製コッペルの試運転模様をレポートしましたが(516. OS製コッペルの試運転 (その1))、 試運転の10日後、再修理したシリンダードレンコックの開閉の動きを確認するため、 再びフローラルガーデンよさみにお邪魔してきました。 今回は、スチームアップに焦点をあてて、レポートします。


コッペルをマイカーから、油圧式リフトテーブル台車などを使って、 高架線路上に載せました。


次に、乗用台車を裏返しに置き、車輪やブレーキなどを点検の上、 高架線路上に載せました。


乗用台車をコッペルに連結しました。


連結している板です。 鉄製だと思います。柔らかいので、追突されたとき、衝撃を吸収して曲がってくれます。 ステンレスだと丈夫過ぎて、好ましくないように思われます。


足回りのネジが緩んでいないか、六角ソケットレンチで確認しています。


以前、高架線路の下から、軸動ポンプを撮影した写真です。 内が、故障のおこりやすい、軸動ポンプの駆動部です。


 軸動ポンプの駆動部をアップした写真です。フィードポンプピストンシャフトと、 エキセントリックタンブラーを接続するボルト/ナット()が緩んで外れてしまったことがあり、 それを知らずに走らせたら、垂れ下がったエキセントリックタンブラーが地面と接触し、 コッペルが跳ね上ってしまいました。そして、エキセントリックタンブラーが、少し曲がってしまいました。 それ以降、走行前にコッペルの下に潜り込んで、 スパナでナット()が緩んでいないか点検することとしています。 そして、フィードポンプピストンシャフトと、 エキセントリックタンブラーの接続(接触)部分に()オイルスプレーを注油しています。 また、エキセントリックとエキセントリックタンブラーの接触部分()にも、 たっぷりと注油しています。


フィードポンプピストンシャフトとエキセントリックタンブラーを接続するボルト/ナットの緩みがないか点検する、 5mmスパナ(写真左下)と、 注油に使用しているオイルスプレーです。 このオイルスプレーはCRC 5-56より安価で、 所属する倶楽部のメンバーの方が使っていらっしゃっるのをマネして使っています。 数年間、使っていますが、今のところ、問題は生じていません。


弁装置や連結棒などに、マシンオイル(写真右下)を注油します。 ライブスチームをはじめた頃、スチームオイルを注したら、べとべとになり、ごみなどが付着してしまいました。 やはり、マシンオイルが適当なようです。


機械式給油器(ルブリケーター)のオイルタンク()にスチームオイルを補充します。


オイラーの上部です。スチームオイルの粘度は高く、逆さにしても、なかなか出てこなく、 補充に時間を要します。そこで、先端部を斜めに切り落とし、出口を広げてみました。 でも、もっと良いのは、ハチミツの容器だと思います。


オイルタンクにスチームオイルをたっぷり補充しました。


(その2に続きます)  


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