OS製コッペルの試運転模様をレポートしましたが(516. OS製コッペルの試運転 (その1))、
試運転の10日後、再修理したシリンダードレンコックの開閉の動きを確認するため、
再びフローラルガーデンよさみにお邪魔してきました。
今回は、スチームアップに焦点をあてて、レポートします。 コッペルをマイカーから、油圧式リフトテーブル台車などを使って、
高架線路上に載せました。 次に、乗用台車を裏返しに置き、車輪やブレーキなどを点検の上、
高架線路上に載せました。 乗用台車をコッペルに連結しました。 連結している板です。
鉄製だと思います。柔らかいので、追突されたとき、衝撃を吸収して曲がってくれます。
ステンレスだと丈夫過ぎて、好ましくないように思われます。 足回りのネジが緩んでいないか、六角ソケットレンチで確認しています。 以前、高架線路の下から、軸動ポンプを撮影した写真です。
□内が、故障のおこりやすい、軸動ポンプの駆動部です。 軸動ポンプの駆動部をアップした写真です。フィードポンプピストンシャフトと、 エキセントリックタンブラーを接続するボルト/ナット(↑)が緩んで外れてしまったことがあり、 それを知らずに走らせたら、垂れ下がったエキセントリックタンブラーが地面と接触し、 コッペルが跳ね上ってしまいました。そして、エキセントリックタンブラーが、少し曲がってしまいました。 それ以降、走行前にコッペルの下に潜り込んで、 スパナでナット(↑)が緩んでいないか点検することとしています。 そして、フィードポンプピストンシャフトと、 エキセントリックタンブラーの接続(接触)部分に(↑)オイルスプレーを注油しています。 また、エキセントリックとエキセントリックタンブラーの接触部分(↓)にも、 たっぷりと注油しています。 フィードポンプピストンシャフトとエキセントリックタンブラーを接続するボルト/ナットの緩みがないか点検する、
5mmスパナ(写真左下)と、
注油に使用しているオイルスプレーです。
このオイルスプレーはCRC 5-56より安価で、
所属する倶楽部のメンバーの方が使っていらっしゃっるのをマネして使っています。
数年間、使っていますが、今のところ、問題は生じていません。 弁装置や連結棒などに、マシンオイル(写真右下)を注油します。
ライブスチームをはじめた頃、スチームオイルを注したら、べとべとになり、ごみなどが付着してしまいました。
やはり、マシンオイルが適当なようです。 機械式給油器(ルブリケーター)のオイルタンク(→)にスチームオイルを補充します。 オイラーの上部です。スチームオイルの粘度は高く、逆さにしても、なかなか出てこなく、
補充に時間を要します。そこで、先端部を斜めに切り落とし、出口を広げてみました。
でも、もっと良いのは、ハチミツの容器だと思います。 オイルタンクにスチームオイルをたっぷり補充しました。 (その2に続きます) |