ライブスチームの運転


54. 5インチゲージ C571  (その5)  (H28.3.28掲載)

  (その4の続き)

スチームアップ開始!!!
スチームアップ開始!!!

スチームアップ開始!!!
煙突から排出される煙が増しました。きっと太平洋炭に火がついて、活発に燃焼しはじめたのでしょう。 私は、走行時はウェールズ炭を焚きますが、スチームアップ時は着火性が良く、 単位時間当たりのカロリーの高い太平洋炭を使います。


蒸気圧上昇!
蒸気圧上昇!
蒸気圧が5.5Kg/cmに達しました。まもなく、安全弁が噴くでしょう。


走行開始の直前
走行開始の直前
C571のテンダーに乗って、撮影しました。運転席からはこの写真のように見えるのです。 普段よく運転しているOS製コッペルと違って、前が長いです。走行中は前の列車に追突しないよう、注意が必要です。

走行開始の直前
こちらも、運転席から撮影しました。安全弁から蒸気が緩やかに噴いています。私はまさにLiveSteam、 ”生きている”を感じます。と、同時にC571の”走る気満々”を感じます。

発車直前の運転室
発車直前の運転室です。蒸気圧は走行可能な圧力に充分達しています。 でも、このまま走行開始すると、すぐに息切れしてしまいます(蒸気圧が低下してしまう)。火床が出来あがっていませんので。 それゆえ、しっかりと石炭(ウェールズ炭 ビーンズ)を投炭しておきます。


ショベル
 C571で使用するショベルは写真右側のもの(自作)です。 OS製(写真左側)はコッペルで使用していますが、C571には小さいです。


 このレイアウトは、本線に出るまでの間がかなりの登り坂ですので、特に注意が必要です。 ブロアーバルブは本線に出るまでは開けたままとし、乗用台車には人を乗せず、また、 運転席には座らず加減弁を開き、列車だけで坂を登った方が無難です。 できるだけC57に負担をかけないためです。蒸気はデリケートです。 蒸気圧を上げるには時間がかかりますが、下がるのはあっという間ですので。
 数年前、はじめてこのC571を走行させた時は、運転席に座り、かつ安全弁の噴出設定が高すぎて(8〜9Kg/cm)、 加減弁を開けると動輪がすぐに空転してしまい、この坂を登れなかったことの反省をふまえています。

走行開始!!!
走行開始!!!
約1年ぶりの走行です。それゆえ、乗用台車は連結しないで、C57単独で走行し、様子を見ることにします。


走行開始!!!
アップしてみます。安全弁から少し蒸気が噴いています。充分な蒸気圧があるのでしょう。 煙突からは白煙が上がっています。ウェールズ炭ですので、黒煙ではありません。冬場ですので綺麗に見えます。 テンダーに機関士(兼機関助士ですが)が乗っていなければ本物に見えるかもしれません。


快走中
快走中
この地点は下り坂です。煙はほとんど出ていません。軽快な走りで、私の目前を駆け抜けていきました。 本物ならこのような地点では写真撮影しませんが。


(その6に続きます)  


トップページへ戻る