(その2の続き) 走行の準備を進めます。コッペルに台車を連結し、給水用のパイプ類を接続し、駆動部に注油し、 給油器へスチームオイルを補給した後、ボイラーに水を入れます。このコッペルにはありませんが、 もし、ドンキーポンプも付いているなら、置換式給油器の水を抜いた後にスチームオイルを注油します。 ボイラーへの給水
ボイラー上部の給水口を開けます。 給水口の上部を外しました。 給水口を開けています。 給水口より水を入れています。 電動ポンプで水を送っています。 ボイラーに水が入りました。水面計の真ん中あたりまで入りました。
運転説明書では”半分まで”とあり、
それに従っています。でも、私は水面計の8割ぐらいまで入れます。半分より多い分は貯金です。
走行開始後、しばらくは無給水でも良いようにしています。気持ちに余裕を持つためです。
この点は個人個人の気持ちの問題かもしれません。そして、給水口を閉めますが、ネジは力一杯閉めなくても良いです。
この閉め加減はやってみて加減をつかみます。 電動ブロアー
煙突の上に電動ブロアーを載せました。私の電動ブロアーは電池部とブロアー部に別れていますが(分離型)、
このオーナーの電動ブロアーは一体にされています。メーカー製は別れていますので、自作されたものと思われます。
一体型は分離型の場合と違って両部を接続するケーブルがありません。ので、
ケーブルが煙室に触れてケーブルが熱で溶けてしまうことがありません。
また、この電動ブロアーには強弱を切替えるスイッチが付いています(写真には写っていませんが)。強は電池全部から、弱は電池の半分?を接続するようです。
火を入れた直後は、ブロアーはあまり強くない方がよく、石炭投炭後は強くしたいので、こうした工夫をなされたのでしょう。
私は分離型ですので、強弱はクリップの位置を変えることで接続する電池の数を変えています。
このあたりのやり方は各自の好みかと思いますが、電動ブロアーは強弱切り替えられると便利だと思います。 着火準備
着火に使用する木片です。灯油浸けされたものでしょうか。メーカーは、”軽油に浸けた木片”で、
”木片は1cm×1cm×3〜5cm位のものを8本入れるとよい”と案内しています。
8本の意味はケチらずにしっかりと入れることかと思います。量的に、火室内に平たく並べたら全面を覆うぐらいは必要だということだと思います。
ケチって石炭を投炭した後に入れるくらいなら、はじめに入れた方が良いと思います。 着火直前
木片を大きなピンセットではさみ、ライターで着火しようとしています。 着火!!!
着火しました。そして、焚口より火室に入れます。 (その4に続きます) |