ライブスチームの運転


702. 令和4年11月 OS法隆寺定例運転会 (その4)  (R5.4.8掲載)

 (その3の続きです)

着  火    
 
 OS製PORTER MOGUL(ポーターモーガル)のスチームアップを行っています。 火を入れる前に、ボイラーに水が入っていることはもちろん、加減弁や通風弁などが全閉になっていること、 電動ブロアーが正常動作することを確認しておきます。加減弁や通風弁が開いていると蒸気圧が上がりませんし、 電動ブロアーが回らないと焚口から炎が出てきてしまいます。なお、私は着火する直前にトイレにいくこととしています。 火を入れたら、機関車から目を離せないからです。準備が整ったら、を入れます。


 
ボイラー蒸気圧が上がるまで時間を要します。15分から20分程度でしょうか。 その間、適宜投炭します。


 
 OS製PORTER MOGULは、 次位の乗用台車に乗って運転操作します。それゆえ、 ハンドポンプの延長ハンドル()とフィードバックバルブ()は、 テンダーの後方にあるのだと思われます。また、フィードバックバルブを開けた時の戻りのパイプの出口は、 ここ()から見えます。


 
 こちらは、以前撮影したOS製3.5インチゲージ C62です。 こちらも、次位の乗用台車に乗って運転操作します。 やはり、ハンドポンプの延長ハンドル()とフィードバックバルブ()は、 テンダーの後方にあります。


 
ボイラー蒸気圧が上がりました。さー出発します。


   
本線を走行しています。いつもながら安定した走行です。


 オーナーさまのご厚意で運転させていただきました。 OS製PORTER MOGULの運転は2013年以来でしょうか。 OSさまが最初に設計・製造・販売された機関車であり、当時、鉄道模型誌に掲載された広告(塗装済キットで57万円でした)を、夢中で見ていた記憶があります。45年も前のことです。


5インチゲージ OS製BR24
 こちらは5インチゲージ OS製BR24です。 C6251のお隣でスチームアップを行っていました。 ボイラー蒸気圧が上がるまで少々苦労していましたが、本線走行を開始しました。


本線走行が出来てよかったです。 せっかく機関車を持ち込んだのですから、走らせることができないと楽しくありませんから。


走行終了し、ターンテーブル近くの高架線路上に移動してきました。 ここで、火を完全に落とし、ボイラーやテンダーの水を抜き、煙管などを掃除します。


 
 掃除完了後、収納運搬台に載せました。 機関車を運転会場まで運搬するのに、皆さんよく工夫されています。 このBR24においては、ご覧の通り、中間引棒を利用して固定しています。 勉強になります。

 今回は前月に引き続いての参加で、早朝に起き、往復6時間を要しましたが、とても楽しい時間を過ごせました。 みなさま、ありがとうございました。

(その3へ戻ります)  


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