ライブスチームの運転


708. 令和4年12月 OS法隆寺定例運転会 (その4)  (R5.4.29掲載)

 (その3の続きです)

GREAT WESTERN RAILWAY(GWR)サドルタンク
本線走行を開始した、GWRサドルタンクが戻ってきました。 蒸気圧の維持が難しいようで、再び電動ブロアーを使って昇圧します。


蒸気圧が上がったようで、再び出発します。


本線に出ました。今度はどうでしょうか。


なかなか上手く走ってくれません。再度昇圧後、ターンテーブルに乗って、出庫線に移動します。


出庫線から出発していきます。


 
本線を走行しています。白煙が美しいです。


本日の走行は終了です。機関車の前を下にして、立てました。機関車の下側を点検するのでしょうか。


 アップして見てみます。第2動輪の車軸に、スチーブンソン式弁装置の偏心輪(エキセントリック)が見えます(↓ ↓)。 その間にあるのは()、軸動ポンプの偏心輪(エキセントリック)のように見えるのですが・・・。 もしそうだとすると、フィードバックバルブはどこにあるのでしょうか?。


高架線路上に移動してきました。ここで完全に火を落とし、ボイラーの水を抜き、煙管掃除などを行います。


煙室戸を開けました。手前の配管が主蒸気管でしょうか。


 
 動輪を浮かせて、圧縮空気で動輪を回転させています。シリンダー内の水を抜くためです。 圧縮空気をインジェクターの排水口からボイラーに取り込んでいるようです()。


 こちらではOS製 T5ーSUPERです。煙管掃除を行っています。 オーナーさまから、”ブラストノズル(吐出管)から圧縮空気を入れると、逆転機のセットと反対方向に動輪が回転する”と伺いました。 はじめて聞きました。今度、自分の機関車で試してみたいと思います。

 令和4年10月のOS法隆寺定例運転会ではGWRのパニアタンクを、今回はGWRのサドルタンクを拝見することができました。 いずれもライブスチームコレクション販売で、それぞれオーナーさまが入手されたもので、快走するには手を加える必要がありそうです。 通風を良く効かせて石炭を活発に燃焼させること、確実にボイラーに給水することが大切であるように思いました。 勉強になりました。オーナーのみなさま、ありがとうございました。

(その3へ戻ります)  


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