今回は令和5年1月8日(日)に開催されました、よさみ鉄道倶楽部の定例運転会と、
5インチゲージの満鉄パシハについて、レポートします。
走行準備中の蒸気機関車3輌
蒸気機関車が並んでいます。左から、OS製FORTE(フォルテ)、
WADA WORKS製コッペル、OS製T5ーSUPERです。
こちらは、電動のD51777です。
実機は、中津川機関区(岐阜県)を寝庫に中央西線で活躍し、現在は愛知県刈谷市の交通児童遊園に静態保存されています。
刈谷D51777愛好会の皆さまが月1回、清掃などの保存活動をされており、
刈谷市民の皆さまに温かく見守られていることと思います。
刈谷D51777愛好会のメンバーの方からいただいた、バッチです。
帽子に着けて愛用しておられる方がいらっしゃいます。
WADA WORKS製コッペルに火を入れました。
使用している電動ブロアーは、動輪舎製Hyperblowです。
こちらは、OS製FORTE(フォルテ)です。
こちらも、使用している電動ブロアーは、動輪舎製Hyperblowです。
動輪舎製Hyperblow
コントローラーが付いており、速度(通風の強さ)を可変することができます。
着火直後は弱めにして、しっかりと燃えだしたら強くするなどの調整が出来るのが特徴で便利です。
強力に煙(燃焼ガス)を排出しています。
通風は適度な強さが必要だと思います。
乾電池が弱って弱弱しい通風では、なかなかボイラー蒸気圧が上がりません。
その一方で、ボイラーの水位は少しずつ低下していきますので、遂にはハンドポンプなどで給水する必要に迫られ、
給水すればボイラー蒸気圧が下がってしまい、これではいつまで経ってもスチームアップを完了することができませんので。
満鉄 パシハ
こちらは、満鉄 パシハです。
製作されたライブスチーマーの方がお亡くなりになったそうで、よさみ鉄道倶楽部のメンバーの方が運転会に持ち込まれました。
以前、鉄道模型誌で紹介されたような気がするのですが、記憶が定かではありません。
正面から見てみます。標準軌の機関車で、煙室戸の中心に前照灯があります。
後方です。縮尺サイズはいくつなのでしょうか。127mm/1435mm ≒ 1/11.3 ですが。
前面のスカート、煙室前面の丸み、煙突から運転室までのびるカバーといい、半流線形のスタイルは、日本の国鉄蒸機との違いが見受けられます。
(その2に続きます)
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