(その10の続き) キューロク重連出発!!!
本務機(実機の世界では、重連の前が前補機、後ろが本務機かと。たぶん)のオーナーさまがラジコン制御されているようです。 2両のキューロクは何を牽引しているのでしょうか? 貨車2両と、
その後ろには客車を連結しているようです。 キューロク重連快走!!!
貨車2両の後ろには、客車3両を連結しています。重連ですのでキューロクにとって軽いものでしょう。 視線を下げてみます。威風堂々としています。 前面をアップしてみます。ちょっとピントがずれているようで・・・。 よく見ると、列車の最後尾に何か連結しています。何でしょうか? 最後尾に連結しているのは・・・
客車から少し距離をおいた貨車の上にマイク?のようなものが載っています。 ビデオのカメラでしょうか??? しばし休憩中のC57の向こうをキューロク重連が通過していきます。
煙が見えませんので、写真では9600かC57か、どちらが走行中か分かりませんね。
排煙に色を付けられないでしょうか? 水と区別がつくように燃料用アルコールに色がついているといいですし、
また、燃焼ガスにも色をつけたいです。真っ黒な煙を噴かせてみたい!!!。 1周走行して、出発地点に戻ってきました。 出発地点を通過して、続けて走行していきます。 ところで、いったいどのくらい連続走行できるのでしょうか? アスターホビーさまのホームページを見ますと、9600形のテンダー積載の燃料用アルコールは100ccで、 ボイラーの水容量230ccに対しテンダー積載の水は200ccのようですが、30分ぐらい連続走行できるのでしょうか? また、必要な燃料と水の比は、実機は石炭1トンに対して水7トン、つまり水は石炭の7倍必要だったかと思いますが(たぶん)、 燃料用アルコールの場合はどうでしょう。 燃料用アルコール100ccに対して水はどのくらい必要なのでしょうか? テンダー積載容量どおりの200ccなのでしょうか? 余談ですが、実機のテンダー等への積載量を調べてみました。 なお、同じ形式でも形(一次形とか二次形とか)によって、数値は異なることがあるようですので。 9600形 → 水:13.00m3 石炭: 6.0トン C12形 → 水: 5.50m3 石炭: 1.5トン C57形 → 水:17.00m3 石炭:12.0トン D51形 → 水:20.00m3 石炭: 8.0トン C62形 → 水:22.00m3 石炭:10.0トン (注)水1m3は、およそ1トンのようです。 どの形式も水は石炭の7倍積載しているわけではなく、石炭に比べて水の積載量はだいぶ少ないです。 石炭は機関区などでしか積載できませんが、水は途中の駅でも給水できるためのようです。 石炭の積載量が走れる距離に大きく関わるようです。 一方、5インチゲージクラスの石炭焚きのライブスチームの場合、水と石炭の補給のしやすさの違いはなく (水も石炭も駅で停車中に補給可能)、実機の世界の事情とは異なるようです。 他方、燃料用アルコール、あるいはガス焚きの1番ゲージのライブスチームの場合は、 一旦走行しはじめたら途中での燃料補給が困難ですので、水と燃料の積載量は、 実機と違って両者のバランスをとっているのでしょうか? 例えば、9600形の場合、 テンダーへの積載量は燃料用アルコール100ccと水200ccですが、 これは、燃料用アルコール100ccに対して、水は200cc必要であるから、そうなっているのでしょうか? このあたり、今度アスターホビーさまに設計思想をお伺いしようと思います。 好ましい客車
連結している客車です。茶色です。蒸気機関車が牽引するに相応しいです。 形式はなんでしょうか? ところで9600形は大正時代に客車用の8620形に対して、 貨物用に設計・製造された機関車ですので、当然貨物を引くことが多く、客車を引くことは少なかったかと思います。 9600形が客車を引いていた路線はどこでしょうか? 私は米坂線ぐらいしか知りません。 地元近くの高山線でも9600が活躍していましたが、貨物列車だったかと思います。 一方、重連で貨物を引いていた路線はあるでしょう。九州などでは長大な石炭列車の先頭にたち、 豪快に煙を噴いて牽引していたことでしょう。 (その12に続きます) |