ライブスチームの運転


786. 令和6年1月 OS法隆寺定例運転会 (その4)  (R6.3.16掲載)

 (その3の続きです)

3.5インチゲージ スチームトラムです。 スチームアップを行っています。


 
焚いている石炭は有煙炭です。煙突から排出される煙がよく見えます。


公式側の機関車前方です。 船舶に用いられるような、縦型のスチームエンジンを搭載しています。


屋根を取り外して、見せていただきました。 スチームエンジンの後ろに、ボイラーがあります。


一般的?な機関車と異なる構造に、興味津々です。


@フライホイールのようです。


A機械式給油器です。 エンジンの大きさに比べると、大きなタンクでしょうか。駆動源は何でしょうか。 この画像からでは分かりませんが・・・。


 B給気管のようです。 加減弁を開くと、更に過熱された後、この配管( 〜 )を通って、 それぞれ蒸気室/シリンダーに送られます()。 なお、縦型複動2気筒のエンジンです。


 C排気管のようです。 シリンダーを出た排気()は、 この配管(→ → ↑)を通って、煙室に入ります。 そして、吐出管から煙突方向に噴き上げて通風に寄与します。


 D:左右のサイドタンクを連結しています。 サイドタンク内の水を導通させるためのパイプかと思いましたが、サイドタンクの上にありますので、 そうではなく、サイドタンクの横揺れなどを防止するためのもの(ステー?)のようです。 形状は異なりますが、C11形蒸気機関車の一部の機関車にも同様に両サイドタンクを繋ぐものがあるかと思います。

(その3へ戻ります)   (その5に続きます)  


トップページへ戻る