ライブスチームの運転


815. よさみ鉄道倶楽部 令和6年5月 定例運転会 (その2)  (R6.7.20掲載)

 (その1の続きです)

 
 硬度指示薬です。 新たに導入した軟化装置がチャンと機能していることを確認するため、 硬度リークテストを行います。 採水容器に30ml採り、そこに硬度指示薬を1〜2摘入れて振りながら溶かし、 変化した色で軟水硬水かを判別します。


 採水容器は何が良いのでしょうか?。 とりあえず、30ml入れて振れるものということで、ご覧の蓋のある小瓶にしてみました。 画像は原水(水道水)をテストした結果です。 ””に変色した場合はリークです。 ですので、ご覧の通り、水道水はリークです。つまり、硬水です。

 こちらは、軟化装置で処理された水をテストした結果です。 に変色しました。 つまり、軟化水になっているということです。 これで、軟化装置がチャンと機能していることを確認できました。 また、同時に軟化装置の電気伝導率計(水質計)も正しく指していることが分かりました。


こちらは、自宅のキッチンで、水道水をテストした結果です。 やはり、硬水です。


10時になりました。運転会の開始です。大勢のお客さまの行列ができています。


2番線に停車中の電気機関車EB10 2です。 お客さまが乗車中です。


こちらは、パンダくろしお「サステナブルsmileトレイン」です。 一番前にお子さまが乗っています。「楽しんでいってくださ〜〜〜い!!!。」


本線線路近くに小人さんのおうちを配置しました。 子どもたちが気づいてくれるかな?。


電動の蒸気機関車です。お客さまの乗車を待っています。 小さくても、運客走行する力があります。


 電動ですので、もちろんシリンダー内のピストンの前後動で動輪が回転するのではありません。 でも、オシレーチングエンジンのように、 動輪が回転するとシリンダーが上下(↑ ↓)に動く(首を振る)のです。 走行を横から見ても、とても楽しいです。


1番線で停車中のJR貨物 EH500形電気機関車  金太郎です。 お客さまの乗車を待っています。


セントラル鉄道製 5インチゲージ 68621(8620形)が、 本日の走行を終えて戻ってきました。お疲れ様でした。


 ボイラーの水圧試験を行う環境を整えています。 こちら()は、倶楽部所有のテストポンプ(アサダ製TP50N)です。 これ()は、OSさまが作成されたボイラー水圧試験の手順書です。 そして、これ()は、OSさまから購入した、テストポンプの高圧ホースとボイラーとを接続するアダプタープラグを入れたケースです。


 そのケースをアップで見てみます。 T5ーSUPER、Superー6、シェイ、C21、MOUNTAIN、BR24、コッペル、C11、クラウスなど、 ほとんどのOS製機関車のボイラーの水圧試験ができます。

 高圧ホースのボイラー側にアダプターを接続しています()。 アダプター)の高圧ホース側は雌ネジで、 アサダ製TP50Nの高圧ホースのボイラー側も雌ネジなので、両者を接続するため、 六角ニップル(同径))を使っています。 テストポンプ(アサダ製TP50N)からボイラーまでの接続方法は次の通りです。

 テストポンプ本体←→高圧ホース(雌ネジ)←→(雄ねじ)六角ニップル(雄ねじ)(注1)←→(雌ネジ)OS製アダプター(雄ねじ)(注2)←→ボイラーの安全弁の口/給水口
 (注1)アサダ製TP50Nの高圧ホースのボイラー側が雌ネジのため、六角ニップルが必要となりましたが、 テストポンプのメーカーによっては高圧ホースのボイラー側が雄ねじのものもあり(例.寺田ポンプ製作所製TP-50)、その場合は六角ニップルは不要です。
 (注2)OS製機関車の機種によっては、OS製アダプターを2つ接続します。

 絶好の天気のなか、大勢のお客さまに乗車していただき、一緒に楽しむことができました。 また、事故や怪我もなく、何よりです。皆さま、お疲れ様でした。ありがとうございました。

(その1へ戻ります)  


トップページへ戻る