ライブスチームの運転


831. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和6年6月 定例運転会 (その1)  (R6.9.14掲載)

 今回は、つくで高原模型鉄道倶楽部の令和6年6月の定例運転会模様をレポートします。 毎年6月の定例運転会は、前日から集い、昼間は線路設備などの点検・整備を行い、夜は蛍の観賞会を行っています。 今年も、前日の6月22日(土)から参加させていただきました。


  
 いつもは定例運転会が行われる、道の駅 つくで手作り村(愛知県新城市(あいちけんしんしろし))に直行するですが、 今回は、その前に倶楽部のメンバー宅にお邪魔しました。石炭をわけていただくためです。 以前、花屋さんを営んでおられ、奥さまはお花の先生をやられているそうで、案内していただいた、おうちの中は、お花でいっぱいです。 ご覧の画像は、奥さまが製作されたもので。「フラワーデザイン」の世界です。 お花といえば”華道”かなと思うのですが、色々な資格があるようで、生花か造花か、国家資格か民間資格かなど。 資格名としては、フラワーアレンジメントデザイナー資格、フラワー装飾技能士などがあるようです。


 
 「こちらも、どうぞ!。」と、ご案内していただいたのが、この画像です。どこか分かりますでしょうか。 そうです。お手洗いです。こんな綺麗なところで、用を足してよいものかと、ためらってしまいます。


さて、倶楽部のメンバーの方は、たくさんの車輛を所有されています。 こちらは、5インチゲージの蒸気機関車です。


運転室付近とテンダーです。英国の蒸気機関車のようです。


 動輪1軸のシングルドライバーです。 5インチゲージのライブスチームでシングルドライバーを見るのは、はじめてです。 是非、走っているところを見てみたいと思います。


 よく見ると、動輪の車軸辺りのランボード?は、回転運動するビックエンドと干渉しないようにするためか、上側に曲腺を描いており、 また、動輪の上側のカバー?は、放射状にトラック状の穴がいくつもあり、動輪上部がその穴から見えます。 とても優雅で気品を感じます。


 こちらが、分けていただいた、石炭です。左側が釧路炭で、 右側がウェールズ炭です。 年数が経つと、袋がボロボロになってしまうことがあります。ご覧の丈夫な袋に入っています。 一般に1袋20kgですが、こちらは1袋10kgですので、腰を痛めることなく、運搬できました。


個人輸入された、ウェールズ炭
 
 ウェールズ炭です。大きさで選別されているようで、 OSさまが販売されていた、ウェールズ炭のビーンズぐらいの大きさです。 ウェールズ炭といっても、いろいろあるようで、こちらは、個人輸入されたそうで、トラックを借りて、港まで受取りに行かれたそうです。 以前、このウェールズ炭を焚いているOS製C21を運転させていただいたことがあります。 OSさまから購入したウェールズ炭と同じ焚き方をしようとしたら、止められました。「そんなに焚かなくてもいい。」と。 それぐらい、よく蒸気が発生するのです。 とても良い石炭ですので、これを焚いたら、他の石炭は焚けなくなってしまうかもしれません。


釧 路 炭
 
 「有煙炭もあります。」とのことで、釧路炭も分けていただきました。 外見が太平洋の海底炭に似ていて、こちらは無選別です。適当な大きさに割って、焚きます。 それにしても、無煙炭、有煙炭共に、入手困難になってきました。

 奥さまを交えた、お花の世界の話しやライブスチーム・ミニSLの話しは、とても楽しく、ついつい長居してしまいました。

(その2に続きます)  


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