ライブスチームの運転


832. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和6年6月 定例運転会 (その2)  (R6.9.18掲載)

 (その1の続きです)

 分けていただいた、ウェールズ炭40kgと 釧路炭20kgを車に積み込み、 倶楽部のメンバー宅から、道の駅 つくで手作り村に向かいます。 が、土地勘がなく、ここに来るのもナビに頼ってきました。ここから、どうやって行ったらいいのか、分かりません。 この先もナビが頼りで、目的地を道の駅 つくで手作り村にセットします。 途中、コンビニエンスストアに立ち寄って、お茶と昼食を購入しました。現地に着いた時は、午後1時を回っていました。 急いで、昼食の助六寿司をいただきます。 子どもの頃、助六寿司はご馳走で、村祭りか遠足か運動会のときぐらいしか、 食べられませんでした。今は、とても恵まれています(今は亡き、母が作ってくれた、助六寿司(稲荷寿司と巻き寿司)は美味かったなぁ〜。)。
 昼食後、すぐにレイアウトに向かいます。多くの倶楽部のメンバーの方が、作業されています。 おそらく、午前中から本日の作業がはじまり、昼食を摂った後、作業を再開されたものと思われます。 本日の作業は、線路の下に敷いているゴムシートの劣化したものの、交換作業です。


 ゴムシートは、倶楽部のメンバーの方が入手され、運搬してきました。 分厚くて、とても丈夫そうで、長持ちしそうです。が、とても重いし、所定の幅に切るのが大変です。 ハサミでチョキチョキというわけにはいきません。ノコギリでは、刃がゴムに食い込んでしまいます。 罫書いて、それに沿って、電動カッターで切断します。 ゴムシートを左右から引っ張ってもらいながら、 電動カッター(下部にコロがついている)を前に押して、切断していきます。 電動カッターを押すタイミングと、左右に引っ張るタイミングが合うと、スムーズに切断できます。 なお、切断する電動工具ですので、怪我をしないよう、注意して行いました。


 今年3月の定例運転会において、出された企画が進んでいます。 発案された倶楽部のメンバーの方の思い(コンセプト)は、

”ミニSL・ミニ電車に興味がある方々に、声掛けし話しをしても、 なかなか敷居が高いイメージがあるようです。 そこで、倶楽部の方々の作品に日々刺激され、遊びに来られる方々が、 親子で楽しめるような鉄道模型の入門編みたいな感じで、「つくで手づくり村」だからこそ出来る、 難しく考えずに、楽しむ事から始められたらいいなぁーと思い、企画を出した次第です。”

 具体的には、”お子さまたちが作り方の説明書に従い、家庭で段ボールを使って車体(ボディー)を作り、 定例運転会に持ってきていただければ、車輪とモーターが付いた車輛に被せて、 後ろにつないだ運転台車に乗って、(運転会に支障がない範囲で)自分で運転して、楽しんでいただこう!!!。”、 という企画です(詳細は、つくで高原模型鉄道倶楽部のホームページを参照願います)。

 ”自分たちだけで楽しむのではなく、来られた、お客さま・お子さまと一緒に楽しみたい!!!。”との思いが感じられ、 私も大いに賛同しました。そして、製作されたのが、ご覧のドクターイエローです。 自作の車体(ボディー)ですので、世界に一つしかありません!!!。 なお、車輪とモーターが付いた車輛(下回り部分)と、運転台車は、倶楽部のメンバーの方々が協力して製作したものです。


ドクターイエローの試乗と、 ゴムシートの敷設具合いの確認を兼ねて、本線を走行しています。


お客さまが乗降りされる駅を通過しています。


1周走行しました。特段の問題はないようです。


運転を交代しました。運転しているのは、企画の発案者です。


 私も運転してみます。前方はご覧の通りに見えます。 実際に運転してみると、見ていたときのイメージとは、だいぶ違います。 この企画により、製作され、自分が製作した車輛を運転される方も、 普段のお客さまとして乗車していた時(受動的)との、違いを感じることになると思います。 ”発車する。速度を上げる。速度を下げる。停車する。”は、自分で行う(能動的)のですから。


 あらためて、ドクターイエローを見てみます。 最近のNゲージやHOゲージなどの車輛は、驚くような精巧さにびっくりしますが、その世界とは異なります。 段ボールを使い、どう特徴を表現するのか?、どのように簡略化するのか?、私は悩みそうです。 難しく考えずに、自分の好きなように作ればいいのですが・・・。

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