今回のテーマは、SUECHIKAライブスティーム 3.5インチゲージ C62です。 私が世の中に鉄道模型があることを知ったのは、鉄道模型趣味誌No.340(1976.10)です。 その中の広告により、鉄道模型の中には、本物と同じように蒸気で動く蒸気機関車→ライブスチームがあることを知りました。 さっそく、興味をもち、”ライブスティーム”と書かれている箇所に赤線を引きました。 こうして、SUECHIKAライブスティームを知ったのです。 SUECHIKAライブ 1番ゲージ C62 左端がスエチカライブC62で、発車準備中です
SUECHIKAライブスティーム 3.5インチゲージ C62
しかしながら、SUECHIKAライブ 3.5インチゲージのC62は、一度も見たことがありませんでした。
そうしたなか、倶楽部のメンバーの方が持っておられることを知り、今回、見させていただきました。
お邪魔する前夜は、興奮してなかなか眠れなかったほどです。倶楽部のメンバーの方のお父さまが昭和58年に購入し、製作開始されたそうです。 当時、OSさまから、数機種が販売されていました。 3.5インチゲージは、PORTER2−6−0、BRITANNIA4−6−2、 EVENING STAR2−10−0、 KRAUSS0−4−0 の4機種、5インチゲージは、T5−SUPER0−6−0です。 私がKRAUSSのキットを購入した直後です。お父さまはOS製機関車と比較検討され、結果、 SUECHIKAライブスティーム 3.5インチゲージ C62を選択されたようです。 お父さまは、イベントとして、臨時のミニSL乗車会を開催されていたそうです。 何度も開催されていたそうで、地元の新聞やテレビで紹介され、それを見た方から依頼が寄せられ、益々開催が盛んになったようです。 そのときのビデオ映像が残されており、見させていただいたのが、この画像です。 これがまた凄いのです。臨時の乗車会を開催するには、機関車や乗用台車の他に、線路を運搬し敷設します。 重い線路をトラックで運び、現地で敷設します(↓)。 一見、平坦なようでも勾配があり、調整も必要です。 更に、駅に給水塔があり(↓)、 改札口(↑)もあります。 改札口の左右は、駅構内との境となる物も置かれています(→ ↑ ↑)。 これから乗車すると思われる子供たち(↓)が改札口の外で待っています。 更に、切符も用意されたそうです。こだわりが凄く、運搬や設営も大変だったと思います。敬服します。 こちらは、ボイラー関係の図面です。たしか、これらの原寸の図面も、販売されていたと思います。 (その2に続きます) |