(その5の続きです)
「C62 部品一覧」の続きです。組立図など各種の原寸図面8種、
参考図書は、3.5インチゲージのC62の他に、1番ゲージのC62、
3.5インチゲージのタンク機関車であるSSシリーズ(B形、C形、D形)もあり、計7種、販売されていたようです。
ボイラーの製作にあたっては、製作者自身や他人に、絶対に危害を加えないために、
1番ゲージC62や3.5インチゲージC62の参考図書などにより、安全に対する十分な知識、卓越した技術を身につけてから工作にかかり、
各種テストを繰り返して行うよう、注意喚起されています。
更に、ボイラーは完成時に常用蒸気圧の2〜3倍の圧力で耐圧試験を行うこと。
毎年1回、1.2〜1.5倍の圧力で定期テストを行うこと。その際、水圧で行い、エアーを使わないこと。
また、安全確保のため、屋外で行うよう、注意喚起されていて、
安全確保について、特に強調されていたことがうかがえます。
このC625をもう一度走らせようと、現オーナーさまより、相談していただいています。
それには、やはり、設計者さまが強調されているように、安全確保のため、ボイラーの水圧試験を行い、状態を確認する必要があります。
安全弁2個を取り外し、1つの口はプラグで塞ぎ、もう一つの口にテストポンプの高圧ホースを繋ぐことを考えています。
画像は、安全弁2個を取り外したところです。
取り外した、安全弁とその周りの部品です。部品(カバー?)は、とても小さなネジで取り付けてあります。
M1.4ぐらいでしょうか。
安全弁です。
こちらは、実物(形式は不明)の安全弁です。前の画像の安全弁は、実物とよく似ていると思います。
安全弁を下から見てみます。奥で光っているように見えるのが、
ステンレスボールだと思われます。
お父さまがこのC625を完成されたのは、昭和61年11月3日と書かれています。
東海道本線が電化されたのは、昭和31年11月19日ですので、
電化により、C62が特急「つばめ」の牽引を終えてから、ちょうど30年後に完成されたことになります。
お父さまはどんな思いをされたのでしょうか?。また、どんな思いで、このC625を運転・運客されていたのでしょうか?。
最後に
長年見たかった、SUECHIKAライブスティーム 3.5インチゲージ C62を見させていただき、現オーナーさまに感謝します。
また、私を素晴らしいライブスチームの世界に誘っていただいたお一人である、末近さまに感謝すると共に、
ライブスチーム界の発展に大きく寄与された、ご功績に敬意を表し、このテーマを完とします。ありがとうございました。
(その5へ戻ります)
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