ライブスチームの運転


880. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和6年11月 定例運転会 (その17)  (R7.3.5掲載)

 (その16の続きです)
平岡さま設計のペンシルバニア鉄道 入換用機関車の運転室
引き続き、平岡さまが設計されました、 ペンシルバニア鉄道 入換用機関車の運転室の各機器をみていきます。

 G : 逆転機
       
      テコ式の逆転機です。 右の画像は、上から見たものです。図面を見ると、逆転扇形に前進・後進共に2溝(歯)切ってありますが、 この逆転機には、溝(歯)がありません。細かく調整できるようにするためでしょうか?。


 H : 水配管の接続口(軸動ポンプへ送水)
      
      テンダーの水槽から軸動ポンプへ送水するための水配管の接続口です。


 I : 水配管の接続口(ハンドポンプからの送水)
      
      テンダーにあるハンドポンプから送り出された水が、逆止弁/ボイラーに向かう水配管の接続口です。


さて、午後1時になりました。運客を再開します。


牽引しているのは、電気機関車のようです。 動輪4軸のようですので、ED形でしょうか。


草刈機のエンジンを搭載した、 ディーゼル機関車も運客しています。 本日の調子はいかがでしょうか。


名鉄7000系パノラマカーです。 午後も運客に活躍しています。


電車です。 こちらも、午後も運客に活躍しています。


午後3時になりました。本日の運転会を終了します。


機関区内にある三分岐のポイントです。 画像ではに繋がっていますが、 にもにも繋がります。


 枕木間の長さに合わせた短い線路で、 線路と線路の間(↓ ↓ ↑ ↑)に若干の隙間を作り、 支点(← ←)を中心に左右に曲がるのです。 この短い線路を複数繋げることにより、にもにもにも繋がるのです。 このような線路を私は見たことがありません。


 
2024年最後の運転会は事故無く、無事終了しました。 今度来た時は、作手産ミネアサヒ(注)を使用した五平もちをいただきましょうか。 みなさま、ありがとうございました。
 (注)作付面積が少ないため、幻の米と言われているようです。

参考文献(敬称略)
 平岡幸三.生きた蒸気機関車を作ろう.株式会社機芸出版社,1993.

(その16へ戻ります)  


トップページへ戻る