ライブスチームの運転


890. 2025年 衣浦鉄道倶楽部 鉄道模型展 (その9)  (R7.4.11掲載)

 (その8の続きです)
タカダモケイ製 B形タンク機関車
引き続き、タカダモケイ製 B形タンク機関車の運転室の各機器を見ていきます。

 F : 火格子
      
      火格子です。火を入れる前に火室内に敷きます。 この上で石炭などの燃料が燃焼しますので、とても高温になります。


 G : 水面計
      
      水面計です。ガラス管は、まだ入っていないようです。


      
      下側のグランドナットです。中にOリング)があります。 このOリングは劣化しますので、適宜交換します。


 H : シリンダ―排水弁の作用テコ(シリンダ―ドレンコックレバー)
      
      シリンダ―排水弁の作用テコ(シリンダ―ドレンコックレバー)です。 シリンダー内の凝結水を排出するときに操作して、コックを開けます。 なお、コックを開けたまま走行し続けると、ボイラー蒸気圧の低下を招きますので、 コックを開けるのは必要最低限とします。


 I : テコ式逆転機
      
      テコ式逆転機です。テコハンドルを前に倒すと前進し、後ろに倒すと後進します。


 J : フィードバックバルブ
      
      フィードバックバルブです。軸動ポンプからの給水量を調整するバルブです。 停車中は、給水されません。バルブを閉めた状態で走行すると、ボイラーに給水されます。


      
      バルブを開けると → ↑ ↑ ↑ と通って、 非公式側のサイドタンクの水槽に戻るようです。

 この機関車は未完成のようです。是非、走る姿を見てみたいと思います。



こちらも5インチゲージのB形タンク機関車です。が、ライブスチームではありません。


 オシレーティングエンジンのように、シリンダーが首を振って走ります。 とても面白いです。また、後ろに連結した可愛らしい客車が、好ましいです。 オーナーさまは、この鉄道模型展開催の中心となっておられます。訪れた子どもたちは、とても楽しそうでした。 今年も、楽しい企画をありがとうございました!!!。

(その8へ戻ります)  


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