ライブスチームの運転


894. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和7年3月 定例運転会 (その1)  (R7.4.23掲載)

 今回は、つくで高原模型鉄道倶楽部の令和7年3月の定例運転会模様をレポートします。 毎年12月から翌年2月までの冬期は、定例運転会はお休みですので、今年最初の定例運転会となります。 毎年、前日から集い、線路設備などの点検・整備を行っており、 今回も前日の3月22日(土)から参加させていただきました。


 定例運転会が行われる、”道の駅 つくで手作り村”(愛知県新城市(あいちけんしんしろし))は高原にあり標高がありますので、 平野部より気温が低く、この季節は寒いです。 でも、天気予報では、3月22日(土)から23日(日)は暖かいようで、幸いです。
 朝6時30分に起床し、自宅を7時30分に出発、途中コンビニエンスストアに立ち寄り、現地には9時25分に到着しました。 すでに来ておられた倶楽部のメンバーの方は少なくなく、みなさん、気合い?が入っています。 画像は翌日の定例運転会に備え、電動車両の整備を行っているところです。


チェーンが緩んで飛んでしまうそうで、修理しています。


 これ()が、駆動スプロケットです。 本来、ここ()に付いていますが、修理のため、取り外しました。 車軸を若干離して、従動スプロケット)までの間を長くして、 チェーンの緩みをなくします。


 さて、テーブル上に製作中のライブスチームが置かれています。 倶楽部の別のメンバーの方が持参されたもので、煙室・煙突部分()とボイラー()です。


 製作中のライブスチームは、この画像の機関車です。 TMS No.314号(1974年8月号)の表紙に掲載された、平岡さま設計のクライマックス(50−TON CLIMAX)のようです。


 縮尺1/16、3.5インチゲージのものを、5インチゲージで製作されています。 画像右下がボイラーの煙室側で、加減弁を開けると、蒸気はここ()から出て、 パイプを通って、ここ()から入って、蒸気室/シリンダーに向かいます。


 煙室内です。 真鍮の金属が輝いています。 なお、これ()は、ブロアーの配管(銅パイプ)で、 運転室のブロアーバルブを開けると、ボイラー外の配管を通って、煙室に向かい、 ここ()から煙室に入り、 この配管()を通ります。


 アップして見てみます。 これ()が、ブロアーの配管です。 これ()は、吐出管です。 ブロアーの配管は吐出管に繋がっているように見えて、 吹き出し口が共通???、つまり、吐出ノズル(ブラストノズル)とブロアーノズルとに、 分かれていない???、のかと、思ったのですが、ここ(→ → ←)に3つ穴があります。 ので、これ(→ → ←)が、ブロアーノズルかと思います。


煙室内にある、これ(↓ ↓)は何か、気になり、オーナーさまにお尋ねしました。


煙室の取り付け用だそうで、ボイラーのここ(↑ ↑)に取り付けるようです。

(その2に続きます)  


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