ライブスチームの運転


995. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和7年11月 定例運転会 (その5)  (R8.4.15掲載)

 (その4の続きです)
スチームアップ中のOS製 BR24の安全弁から蒸気が吹き出しました。


 OS製 BR24の安全弁はちょっと変わった付け方です。 蒸気溜の横から台座2つが突き出ており、その上にそれぞれ安全弁が付いています。 ボイラー上に直接付いている場合と比べて高い位置になるためか、高さが低いです(←→)。 それゆえか、安全弁の吹き上がり蒸気圧と吹き止まり蒸気圧の調整が難しいと聞いたことがあります。 安全弁は適度の蒸気圧で吹き上がり、適度の蒸気圧でピタッと吹き止まってほしいのです。 いつまでも吹き上がっていたら、蒸気圧が下がり過ぎてしまいますので。


火床を整え、本線走行に向けて、後進にて出庫します。 ちょうど本線上をWada Works製 コッペルが駆けていきます。


 つくで駅まで来ました。 お客さま、お子さまが注目しています。よく見ると、オーナーさまは、 テンダーではなく次位に連結した乗用台車に乗って運転操作しています。


 製品(仕様)としては、テンダーに乗って運転操作できるようになっていますが、 テンダーの長さは短く、運転室の各機器に近過ぎて、操作しやすいとはいえないのです。 ボイラーの圧力計は上向きにすれば見えるとしても、水面計は見えづらく、上半身を後ろに反らないと水位の確認がしづらいのです。 各機器と適度な距離が欲しいのです。


快調な走りのようです。OS製 BR24の後ろには、 ドクターイエローが続いています。


 手前がつくで駅で、乗車待ちのお客さまが並んでいます。 内側の線路(2周目)では、ドクターイエローの後に、 名鉄7000系パノラマカー特急つくでが続いています。


 さて、お昼(12時)になりました。運客走行を休んで、昼食をいただきます。 本日のランチはカレーライスです。みんなでいただきます。


こちらは、5インチゲージの39685(9600形)です。


この機関車は”蒸気”ではなく、”圧縮空気”で走ります。


エンジン部の後ろには、テンダーではなく、 コンプレッサーを搭載した乗用台車を連結しています。


その後ろには、Greenery(グリーナリー)製の ポータブル電源を連結しており、 コンプレッサーに電力を供給するようです。


 運転室はシンプルです。 圧縮空気は、ここ(↑ →)まできています。 バルブ)を開けると → ↑と進み、 蒸気室/シリンダーに送られます。 なお、バルブの左側に圧力計()があります。


アップして見てみます。 ボイラーはなく、円筒の中に、圧縮空気を送る配管と、 何かが入っています()。


中に入っていたのは、これです。 加湿器を流用して製作されたそうで、煙突から白煙を噴き上げます。


 本線を走行しています。 前から、39685(エンジン部)、コンプレッサーを搭載した乗用台車、ポータブル電源搭載車輛、乗用台車の順です。


 
 これは、以前(令和3年11月21日(日)に開催されましたOS法隆寺定例運転会にて撮影)、 圧縮空気で走るOS製3.5インチゲージ クラウスを運転させていただいた時の画像です。 運転操作している私一名を牽引し走行しており、ボイラーの圧力計の針は0.5MPa弱を指しています。 大人1名程度の牽引ならば、圧縮空気の供給が間に合います。 しかし、お客さま複数名を乗せて連続走行するには、それなりに大きな機関車が必要になり、 それ相当の圧縮空気を供給する能力が必要となりますので、工夫がいると思います。

 今回も2日間、どっぷりとライブスチーム・ミニ鉄道の世界に浸かり、倶楽部のメンバーの皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。また、懇親も深まり、とても良かったです。皆さま、ありがとうございました。 ただ、倶楽部の一部のメンバーの方が、体調不良で欠席となりました。治療に専念され、全快されることを願っています。

(その4へ戻ります)  


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