ホーム>フェルメールの研究>Let's painting>『Girl with a Pearl Earring』(Maepi作)
写真は、私のアトリエ(自分の部屋)で撮りました。
今日描き終えました。こうした方が良い、ああした方が良い色々あるのですが、筆を入れると返って悪くなるみたいなので、この辺りで終りにすることにしました。敢えてブルーは、ほとんど使いませんでした。黄色と緑を中心とした作品にしました。如何でしょうか?ご意見頂けると嬉しいです。
『絵画芸術』のフェルメールが、『真珠の耳飾りの少女』を描いているのを、少女が見ているという構図です。フェルメールは、今目を描き終えようとしています。生命を吹き込まれた絵の中の少女が、現実の少女を見つめています。現実の少女は、フェルメールを見ているのか、絵を観ているのかは、観る人によって異なると思います。
自分では、画期的な構図で、斬新な作品になったと思ったのですが、・・・。絵画教室の先生からは、『普通では考えられない構図』と言われました\(^o^)/。
『手前の少女を消すことは、簡単だけど・・・。』と言った後、こう続けられました。『この作品は貴方に取って、最初の作品になるものだから、自分でいいと思うまで描いて、きちっとサインを入れなさい。上手くなったら、嫌いになるかもしれないけど、大切にしなさい。雰囲気あるわ!』
フェルメールが描いた目と口と、私が描いたものを掲載しました。前のページでも述べましたが、ある程度、捕らえたと思っています。絵を模写する時に気づいたことは、直接、その目・口を描こうとすると必ず失敗します。何とかしようとするには、その周りから描いていくと雰囲気がつかめます。
また、肌は一番多く入っている色は、淡いピンク色でした。このことが、少女の美しさを引き立てています。顔の濃淡は、こげ茶色・茶色・黄土色でつけられてます。このことは、描いてみて、始めてわかりました。
サインは、紫色で、名前にしました。maepiを使うことも考えたました。
しかし、未熟な自分を表現するのには、そのままの名前が良いと思いました。
次は、『リュートを弾く女』を描いてみようと思います。
(2003年4月9日作成)