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ダイアナとニンフたち

 ダイアナとニンフたちは、縦99cm×横105cmの作品で、キャンバスに描かれています。この作品は、フェルメールのものではないのではないかと議論もされているものです。


 また、この作品は神話の中の話を再現したものです。これは、月の女神ダイアナが、ニンフに足を洗ってもらってます。この後に、ダイアナが沐浴をしている時に、王子アクタイオンが、のぞき見します。怒った女神・ダイアナが水を彼にかけると、彼は雄鹿に変身してしまいます。そして、雄鹿になったアクタイオンは、自身の猟犬に噛み付かれて、死んでしまうのです。


 この絵の中央のダイアナの右手の下に、アザミ(男らしさの象徴)が描かれていて、これが、もうすぐアクタイオンが現れることを暗示しているとされています(⇒フェルメールのお勧め本・フェルメール・36ページ)。

私は、この絵を観て、それ程『ときめき』を感じませんでした。


 皆さんは、この絵を観てどのように思われますか?

ダイアナとニンフたち

ご意見(作品の真偽・好みなど)を聞かせてください。



 この作品は、デンハーグのマウリッハイス王立美術館にあります。実際に観た時の感想や動画を掲載していますので、クリックしてみてください。


(2002年11月13日作成)


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