ホームフェルメール作品を観る巡礼の旅ケンウッド・ハウス(ギターを弾く女性)

ケンウッド・ハウス

 ケンウッド・ハウスは、ロンドンの郊外にあります。ジュリアナ・ロバーツの映画(ノッテング・ヒルの恋人)のロケでも、有名なところです。近くの駅(ハムステッド駅)まで、地下鉄で行って(ノーザン線のレスター・スクエア駅から約20分)、そこからバスで行きました。フェルメールの手紙の管理人のごんさんが案内してくれたので、困ることなく行くことができました。でも、駅でバスの番号を聞けば、わかると思います。バスは、ケンウッド・ハウスの目の前に着きます。

ロンドンには、一日の間に四季があるといわれるように、7月23日の、午後2時すぎには晴天になりました。


この写真は、地下鉄のハムステッド駅を降りて、バス停で待っている間に撮りました。ロンドンというか、イギリスは2階建てバスが多いです。
庭園の中を入ると、本当に美しい景色が拡がり、その中にケンウッド・ハウスの建物があります。


時間に余裕があれば、芝生で昼寝ですね、確かに!


10時〜18時  夏季と冬季で時間差あり
無休
無料
一通り観たあと、ケンウッドハウスのニュースが掲載してあるところを見ました。


1974年の『ギターを弾く女』の盗難のことが掲載されてました。
公爵か伯爵(マンスフィールド)のものか、よく知りませんが、ともかく、広大な敷地です。


写真は、建物の外にでて、そこから見える庭を撮りました。ここは、ゴルフ場?


邸宅にゴルフ場があるのかもしれない。
庭を散策しているうちに、こういう蔦の通り抜けを発見しました。これが、随分長い、20mmはあったでしょうか?


庭だけでも、結構楽しめます。



 バシバシ写真を撮ろうかと思っていましたが、『ギターを弾く女性』の前に、ぴったりとスタッフが、イスに座ってついておられたので、やめときました。イギリス・アイルランドは、無理みたいです。日本と同じで、島国ですね!写真とか、ビデオ撮影したいと思うのは、あとで観ることができるからです。でも、違反してまで、撮ろうとは思いません。


 作品は、予想していたよりはるかに良かったです。奇麗で、美しく品がありました。


1.画中画も奇麗ですが、額がもっと奇麗で、素敵です。


2.すきっ歯を出してます\(^o^)/。おでこが広く、髪が奇麗で、憎めない。


3.顔と首下の肌の色が違います。どこか、土色で、ゾンビみたいです。


4.左手は、ロボットチックです。


5.机に置かれた本の描写が、中々良いです。厚い本は珍しい。


6.一番素晴らしいのは、この右手です。弦をはじく感じが出ています。丸みがあり良いです。薬指が色っぽい、です。


7.スカートの灰色、皺何となく許せない。

 訪問してから、1ヵ月以上が経ってしまいました。観た感動、記憶もにぶって来ていますが、フェルメール作品の中では、決して評価が高い作品ではありませんが、多分観られた人は、皆、『結構良い。』と言われると思います。写真写りが悪い作品なのかも\(^o^)/。

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