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2005年04月16日
ヨーロッパでの運転4
地名を覚えよう
日本でもそうですが、知らない地方をドライブするときには地名を覚えないといけません。ヨーロッパの場合、地名が各国の言葉で書かれていますから、現地で発行の地図を買いましょう。高速のサービスエリアには大きな範囲の地図や地域ごとの細かい地図などが売っていますので、必要なものを選びましょう。
目的地を目指すにしても、その前後の地名も覚えておく必要があります。大きな街なら表示はすぐに出るのですが、途中の街は直前にならないと出ないかも知れません。大都市周辺の小さい街へ行く場合は慎重に周辺の街を覚えておく必要があります。こういうサーチをすることで、意外な街を発見したりします。要はすべてが経験になると考えればいいでしょう。高速の場合は出口の番号をしっかり覚えておくことが必要ですが、出た場合に「どちらの方向へ行くのか」も同時に調べておかないとまごつくことになります。
地名が各国の言葉で書かれているので、正確に発音するのは無理な場合がありますが、ドライブ中は自分なりの発音で十分です。Niceを(ニースでなく)ナイスと発音していても構いません。ただし、人に聞くときはスペルを見せないと通じませんが。
国によっては地名が別の表現になる場合があります。ベルギーは南部がフランス語(ワロン語)、北部がオランダ語(フラマン語)なのですが、境界線上では言語が錯綜します。北部側にちょっと入ったところに首都ブリュッセルがあり、ここでは両方の言語が使われます。ブリュッセルからフランス語圏のリエージュへ向かう場合、途中の古都ルーベンは、オランダ語圏のためLiege という表示が Luik に変わり、まごついたことがあります。フランス語圏に入ったらまたLiege に戻りましたが。高速ではふつう両方の言語が併記されています。
投稿者 tadashi : 2005年04月16日 17:16