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2005年04月16日

ヨーロッパでの運転5(割り込み厳禁)

割り込みは厳禁
安全運転のコツは流れに逆らわないことです。「流れに乗る」のが理想ですが、急には無理かも知れませんので、乗り初めは「流れに逆らわない」のを旨としましょう。

私達日本人は、「割り込み割り込まれ」という運転に慣れています。割り込むというのは直進車にブレーキを踏ませることですが、ヨーロッパでの運転では「割り込みは事故のもと」と考える必要があります。ヨーロッパの主流は小型車ですが、軽自動車は存在しませんから、1000cc-2000ccぐらいの車がめいっぱいのスピードで走っています。ただ日本のように混んではいませんから、無理して割り込む必要はありません。ゆっくり待っていればすぐ流れに入れます。「ゆっくり」とか「余裕」というのがヨーロッパのキーワードです。もし、日本のように急いで流れに入った場合、ププーと鳴らされるでしょう。そのとき、「ここは日本でなくヨーロッパだ」と認識して下さい。

信号について
ヨーロッパの信号の位置は低くて少し見えにくいかも知れませんが、これは慣れの問題なので慣れれば大丈夫でしょう。信号自体はよく考えられていて、「信号はきっちり守る」ということが必要です。日本と違って黄色の時間は十分あり黄色の間に交差点を抜けられますから、赤になってから交差点に入るのは駄目です。また、赤から青への変わり目には「赤と黄の同時表示」があり、このあと「青になってから車を発進する」という原則をきっちり守りましょう。

日本でときどき見られる直進車の進むまえに左折(日本での右折に相当)は「厳禁」です。もっとも、ロータリー型の交差点の場合はこういうことも「ありえない」ように設計されていて、曲がる車と直進車が衝突する可能性はありません。

「信号の表示は絶対に守る」ということは安全の第一原則です。

投稿者 tadashi : 2005年04月16日 17:19

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