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2005年05月01日
ヨーロッパでの運転6(市内では)
市内の時速は(最近は50kmも増えていますが)60kmと思って下さい。
ヨーロッパでは、旧市街と新市街が歴然と分かれているのがふつうです。この場合、新市街では(なにも表示がなければ)時速60kmなので、けっこう皆速く走っています。流れに乗って走るためには地理をよく確かめないといけません。が、しかし、もし間違った方向とか自分自身よくわからない方向へ走っている場合(じつは知らない街ではよくあることなのですが)、決してあわててはいけません。ある程度走ればどこかに車を停めるスペースが見つかりますから、そこで停車してゆっくり方向確認をしましょう。
また、時速60kmの場合、実際は70kmぐらいで走行しているので、ブレーキには気をつけないといけません。日本なみの車間距離では危険です。十分車間距離をとり、また「前の車がブレーキを踏んだら自分も踏む」という原則を守りましょう。
(昔の話ですが)有名なニースのネグレスコ・ホテルまえの通り(イギリス人の散歩道と並行している車道)を走っていたとき、前車が急停車したため慌ててブレーキを踏んだことが昨日のことにように思い出します。「ああ追突か」と思いましたが、ほんの数センチの差で衝突が回避できました。これを教訓に、以後いつも市街地でも速度、車間距離に注意するようにしています。
旧市街については、原則徐行運転です。そして歩行者には万全の注意をしないといけません。これは人混み中に乗り入れるようなもので、初心者は避けたほうがいいでしょう。スピード制限に加えて一方通行が多く、石畳で車線もはっきりしない場合もあります。また、歩行者専用で乗り入れ禁止になっているところもあり、慣れるまでは旧市街の運転はしないほうがいいと思います。
投稿者 tadashi : 2005年05月01日 14:59