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2005年05月02日

ヨーロッパでの運転7(駐車場)

日本の大都市と比べると(アムステルダムなど特別な街以外では)駐車場探しはずっと楽です。無料が無理と判断したら、迷わず有料にしたほうがいいでしょう。有人の有料駐車場は、ビルの形式ですが、パリ、ブリュッセルのように地下駐車場の多い街もあります。何階のどこに駐車したか、出るときにどこでお金を払うか、を駐車場を出るまえに確認するようにしましょう。また、駐車場入口の道路と出口の道路が違う場合もありますので確認しておきましょう。パリのシャンゼリゼ大道りから入る駐車場も出口は小さい通りになります。

縦列駐車も多いのですが、有料の場合は車間を切っているので問題はありません。無料の縦列駐車の場合はけっこう気を使います。前後をぶつけられるのを嫌って車間を大きくとると、今度はその車間にもう1台入っていることがよくあります。その入れ方はほとんど車間がゼロで芸術的です。じつは、人の車を「押す」ことは平気なので、こういう駐車が可能になります。フランス人はバンパーは押すためにあると考えていますので、「ぶつけているのではない」と言います。

レンタカーではトラブルを避ける意味で、混雑した街での無料の縦列駐車は避けたほうがいいでしょう。

有料の路上駐車の場合、パーキングメータがある場合はコインを入れれば有効時間を示す針が振れるので簡単です。しかし、ステッカーを車内に貼る有料駐車の場合、発行するマシンを探すことになります。このとき英語表示がない場合が多いので、なんとか理解するようにしましょう。これはヨーロッパ内を旅行する現地の人も同じで、ウイークエンドは無料、とか日曜だけ無料とかいろいろ違うため、まごついていることがあります。近くに人がいれば、尋ねるのもいいでしょう。やや面倒なのは、数台を1台のパーキングメータで管理しているタイプのものですが、日本で最近流行ってきたコインパーキングと同様と考えて下さい。

投稿者 tadashi : 2005年05月02日 20:27

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