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2005年05月04日

ヨーロッパでの運転8(いくつかのご注意)

夜間運転は避けよう

これはヨーロッパだけでの問題ではありません。知らない初めての街では夜は運転しないほうが安全です。昼間ならよく見える標識もつい見落とすかも知れません。地名などはとくに確認が難しくなります。やむを得ず運転する場合でも、必要以上に時間を要すことになります。

それから夏の旅行シーズンでは日が長く、夜8時をすぎてもまだ明るいので夜間運転なしで十分目的を果たすことができると思います。 逆にもし冬に車で旅行すると、午後3時か4時ごろからライトをつけるようになります。この場合は、すでによく知っている街での運転に限定したほうがいいでしょう。

なお、市の中心地では、夜間も側灯だけで走るのがふつうです。つまり、それで十分明るいからです。もちろん、少しはずれるとふつうに点灯しますが、このあたりの感覚はまわりを走行している車を見てそれに従えばいいでしょう。(また北欧のように昼間も点灯して走る国もあります。)

その他の注意

昔ほどではありませんが、往復3車線道路がフランスの田舎にあります。片側1車線にプラスして、真ん中にもう1車線あり、これをそれぞれの車線が共有します。

どういうことになるかというと、真ん中の車線を走る車は、自分と「同方向の車」と「逆方向の車」の2とおりがあることになります。この車線は一時的な追い越しに使う車線なので、追い越したらすぐ自分の車線に戻らないといけません。この車線も、旧市街同様、初心車は使わないほうがいいのですが、前の車が遅くてどうしても抜きたい場合に、細心の注意を払って使うようにしましょう。この真ん中の車線を使うときの原則は、右側通行なので左ウインカーを出し、そのまま「左ウインカーをチカチカさせたまま走る」というものです。

いずれにしても、事故を起こすと(日本でもそれなりに面倒ですが)人命にかかわるものでなくても、外国では後処理が大変です。ましてや、人身事故はおおごとです。「安全には十二分に注意しましょう。」

投稿者 tadashi : 2005年05月04日 07:26

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