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2005年08月15日

学習効果の検証

1度覚えたことはどのくらい覚えているだろうか?

1つは言葉。 フランス語を覚えたのはもう30年くらい前。 すでにかなり年をくっていたが、生活するくらいは大したことはない。 ただし、書くのは難しい。 (日本のコンビニ相当の)タバコ屋さんのスペルは Tabacs で最後にsがつく。 だいぶまえにこのブログに書いたときsを忘れた。 今回リエージュの角のタバコ屋さんの看板を見て、スペルミスを思い出した。 
喋るときは深く考えないほうがスラスラ言葉がでる。 間違いを恐れないから。 そういう意味では、そんなに言葉の記憶は劣化しないように思う。 むろん、レベルの低いところでの話であるが、、、
それでも年に1度はフランス語と(1週間でも)接する機会のあるほうがいい。 ホテルのTVでも主に仏語放送を見ていた。 もっとも解散総選挙の話はCNNの英語放送で見たが、、、

もう1つは運転。 じつは5年まえから(諸事情で)オートマ車にした。 だから、ヨーロッパでレンタカーに乗るときだけマニュアル車になる。 1年ぶりなので空港について乗り始めるとき、最初だけ少し気をつかう。 ロングフライトでの疲れと夜が早い生活のためもあって身体はホテルで休みたい、というのもあるが、久しぶりの半クラッチ感覚を取り戻すための休息も欲しい。 アメリカだとそのまま目的地まで行くことが多いが、ヨーロッパではどうしても一服してしまう。 今回は(日本が戦争に負けたため?)2年ぶりのマニュアル車となった。 それもあって結局はまずは一服したし、それが正解だったように思う。

しかし、運転そのものはまったく支障がなかった。 言葉と同様体で覚えていることは忘れない。 自転車に乗るのも似ている。 何年かぶりでも少し慣れれば大丈夫。 スケートもそんな感じ。 ただひっくり返って打ったアザは年をとるとなかなか消えない。 もうスケートはゴメンだ、、、

要するに日常生活のことは体にしみついている。 「脳」を使っているわけではない。 それに比べると「脳をつかうこと」は忘れやすい。 それでバランスがとれているのかも。

投稿者 tadashi : 2005年08月15日 01:14

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