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2005年08月21日

スイスで3ヵ国探訪

「ルガノでイタリア気分」と書いたが、チューリッヒの金融街を歩くとフランクフルトと似ているなぁ、と思う。 北のドイツが経済的にも大きく影響していると感じる。 空港へも郊外電車で行けるので便利。 空港地下に到着するのもフランクフルトと同じ。 もっともジュネーブへも同様電車で行けるが。 ただ、「チューリッヒがスイスだ」と思う場所がある。 駅を降りて右手のほうへ行くと木々のある場所があり、さわに沿って行くとまさに「これが都会か」と思うくらい自然な風景。 鳥の声も聴こえる。 繁華街のほうも突き抜けるとチューリッヒ湖。 これがスイスの特徴。

一方のジュネーブはフランスの一部の感じ。 地形的にもフランス側に「くさび」のように入り込んでいる。 街の方々にフランスとの国境がある。 チューリッヒがスイス経済の代表とすれば、ジュネーブは文化、国際を担う。 まさに、EUでのドイツvsフランスの立場と同じ。 ジュネーブがフランスの一部という表現は誇張ではない。 ジュネーブ空港の1/3はフランス領、だから空港建物にもフロアーを違えてフランス側のもある。 ただし、フライトはフランス国内へ飛ぶものばかり。 ジュネーブからパリへ乗り継ぐときはこのフランス側のジュネーブ空港へ(パスポート・コントロールを経て)移る。 

このフランス側のジュネーブ空港には公共交通機関はないので自家用車かレンタカーを使うことになる。 ここでレンタカーを借りてパリで返しても(どちらもフランスなので)国が変わるためのチャージはとられない。 フランス側のジュネーブ空港を使うきっかけになった(1987年)。

同じことは列車でもいえる。 ジュネーブ駅のプラットフォームの1つはフランスとの国境になっていて、ここのパスポート・コントロールを通るとフランス扱いになる。 

「これがスイスだ」と思うのはもちろん山。 ユンゲフラオ、ツェルマット以外にもいっぱい山があり、山好きの人はそのためにスイスへ行くはず。 それ以外にドイツ、フランス、イタリアも楽しめるのがスイスというお話。

投稿者 tadashi : 2005年08月21日 12:05

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