2005年10月09日
生産者と消費者
OS上の並行プログラムでは、「生産者と消費者」を使ったモデルがある。 大量消費の時代では、1つの生産者に対し複数(マルチ)消費者のモデルとなる。 現代の特徴は、生産者に対し莫大な数の消費者が居ること。 手作りの時代には、けっこう(素人も含め)生産者が居た。 昔のラジオの時代には、手作りの「ラジオ」も大きな顔をしていた。
「少生産者 vs 多消費者」の現代では、圧倒的に「消費者」になる割合が多い。 「ゲーム、音楽が好き」といっても、「遊ぶだけ、聴くだけ」なのである。 プログラムまでいかないでも、ゲームの仕組みを考えるとか、楽曲の構成を考えるとか、踏み込まないままである。 これでは「進歩」がない!
結局、生産者の思う壷にはまっているわけで、ここから抜け出させることができるか、どうかが課題である。
「蛸壺」から抜け出させて、「生産者になろう」という気にさせないといけない。
投稿者 tadashi : 2005年10月09日 18:20