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2005年10月10日
空振り状態
専門ゼミでうちに来ている3年生に、「輪講」と「ミーティング」のほかに English Hour という英語会話の時間を1コマ設けた。 ただし、オプション(任意参加)で、土曜日の2コマ目。 中味はなんでもいいのだが、とりあえず、人工知能のすごくやさしいものを「話の種」として用意した。 しかし、「開店休業状態」で2週経過。 つまり、誰も来ないのである。
土曜日という設定はよくない。 私同様、遠距離から通っている学生が半数も居る。 しかし、ほかにいいコマがない。
英語が苦手なのは、よくわかっている。 なんとか、それを克服させてやろうとしているのだけれど、完全に「空振り状態」。 もう少し、辛抱強く見守る以外はないみたい。
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「英語会話」というのは正確ではない。 本当は「英語による講義」。
94年から11年間、前任の大学では、大学院の講義を英語でやっていた。 質問するのは「留学生だけ」。 日本人は(講義終了後に)日本語で質問していた。
「英語による講義」、すなわち、Teach-in-English を大学院の情報工学専攻の「売り」にしていた。 留学生には好評だったが、日本人学生の大半には不評だった。 この経験から、2、3割ぐらいの支持があれば、イヤという学生が大半ても、気にしないようにしている。
「食わず嫌い」を直すのも、教育のうちの1つ、と思っている。
投稿者 tadashi : 2005年10月10日 03:58
コメント
こちらでも、土曜日は全く人気が無いです。それで、たいていの研究室では、0時限目(7:20〜8:50)や6時限目(18:10〜19:40)を使用しています。朝はバスが無くて来れない学生も居るので、私のところは6時限目を使ってます。公式には1〜5時限しかありませんが、意外と教務部の融通がきくのでしょうか、6時限目に部屋を予約することができて通常どおり使用できます。
投稿者 さかい : 2005年10月10日 15:04