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2005年12月04日

続・技術倫理

今回の「建築設計問題」で思い出すのは、アメリカで欠陥車の事故が多発した5年ほどまえのこと。  
「Firestoneのタイヤ」が大問題になった。 Firestoneの親会社はブリジストン、だから副社長が米議会で聴聞された。 

このタイヤの設計・製作はブリジストン系の会社、これをパーツとして組み立て販売したのはフォード(車種はExplorer)。 被害にあったのは、もちろん購入したユーザ。 ブリジストンとフォードは互いに責任のなすりあいをした。
今回はこれに検査機関が入り、3つ巴、しかも会社の数も多い。

建築設計の欠陥が第1の問題であるのはもちろん。 しかし、設計がまともでも、「工事がいい加減」というのは日常茶飯事。 個人の家でも、施工管理は自分でやらないといけない。 つまり、毎日見て、おかしいときは指摘しないといけない。

ブリジストンのタイヤを扱う「タイヤ館」では、Firestoneのタイヤを半値で売っているけど、買う気にはなれない。 


投稿者 tadashi : 2005年12月04日 10:11

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