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2005年12月24日

時代による変化(#3:マナー)

昔は「歩きながら食べる」というのはご法度だった。 変わったのは、60年代ごろのアメリカ映画の影響が大きい。 アイスクリームを食べながら歩く、のがカッコよく見えた。 

戦後のヤミ市でやむを得ず外で食う際も、すわるか立っていても動かなかった。 屋台はこの流れであろう。 決して「食べながら歩いた」わけではない。 歩きながら食べるのは「行儀が悪い」と躾けられた。

「行儀が悪い」という言葉は死語に近いし、「躾」も死語に近い。 子供を躾けようにも、親の躾けがなっていないから、無理。

もちろん、よくなった面もある。 電車を待つマナーはよくなった。 ある意味余裕ができたからであろう。 その反面、「遅れたら仕方がない」で許されると思う奴が多い。 だから、授業やミーティングに平気で遅れる。 もっとも、時間に甘い奴が交通機関でマナーがいい、とは限らないが。

日本が完全に欧米化されたわけではない。 After Five(今はSix ?)では上下関係なく First Name で呼び合い、対等な時間を過ごす、のは無理だろう。 だから、After Five には上司とつきあわない。 上司もそれなりに部下には気をつかっているが。

もっとも、「マナーは時代で変わる」というのは歴史が示している。


投稿者 tadashi : 2005年12月24日 15:03

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