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2006年01月09日
少子化
少子化は日本の大問題。 子供を持つのがイヤだから、子供なしで老後を迎えるとことなる。 そうなると、ペットを飼う。 だから、犬の数のほうが子供の数より多くなる。
いろいろ理由はあるが、日本の教育費は高い。 とくに、大学の授業料。 これもアメリカに倣っているから。 私学の高いのはもちろん、国立も値上げを続けて、いまや私学の半分くらい。 昔はタダみたいだった。
ヨーロッパは基本的にはタダ同然。 その代わり、適応する人以外は出て行ってもらう。
フランスの場合、バカロレアという高校終了試験(国家試験)を受かった人は、とりあえず、全部入学させる。 その代わり、1年、2年、・・・と毎年進級試験をして、不合格の人は上がれない。 この結果、4年卒業時には(高卒数の)30%ぐらいになる。 これが進学率になるから、適正値に落ちつく。
親は子供の教育費のことは、日本ほど考えなくていい。 フランスにも戦後しばらくは少子化問題があったが、今は解決している。
「育児手当」という小手先の対応では解決しない。
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日本の教育の特徴は予備校(塾ともいう)の多いこと。 大学入試は「なし」にして、予備校が1、2年生を吸収したらいい、と昔から思っている。 フランス流にいえば、広島地区の大学は全部「広島大学」。 だから、通うのに便利なとこへ行けばいい。
駅前のXXなんかは人気が高くなるだろう。
3年生まで生き残った人だけ本校へ行くので、数は今と同じくらいになるはず。
投稿者 tadashi : 2006年01月09日 05:32