2006年01月17日
続授業評価
いろいろな質問項目があり数値化され、レーダーチャートで表される。 平均値と比べると一目瞭然。 しかし、「すべての科目」の平均と比較するのはあまり意味がない。
じつは前大学では、これがオープンになっていてWebで見れる。 が、あまり見る人がいなかった。 役目柄、工学部全体はざっと電気系は細かく見た。 要するに、「知識をつめこむ科目」と「技術を鍛錬する科目」に分けないといけない。 前者には甘く、後者には辛くなる。 後者で単位を取るには、前者の数倍以上厳しいのだから。
いっぽう自由記述は非常に参考になる。 辛い評価の「技術鍛錬科目」にも2割程度は「非常に役立った」となるし、逆に2割程度は「チンプンカンプンで教え方が悪い」となる。 選択科目だから「マジにやる以外は来るな」と言っていても、来るだけ来て単位を欲しがる。
どういう授業かというと、「チップ、アーキテクチャ、OS、コンパイラ」などを設計させる授業。 運転練習ではない、と断っていても、そういう気分で来る。 成績下位の何%かはアメリカ流に「アンケートに答える資格なし」とせよ、とM先生(ドイツ人)は言ったが、まったくそのとおり。
2種類の講義をした経験から、平均値評価より、中味に踏み込んだ評価でないといけない、と痛感している。
投稿者 tadashi : 2006年01月17日 07:53