2006年01月16日
授業評価
昨今はどこの大学でもやっている「学生による授業評価」。 昨春より勤務の大学ではやや歴史が浅い。 しかし、アクションは速く「テーチング技術アップ法」なる本が土曜日配布された。 ほぼ妥当なことが書かれているが、一般論にすぎない。
じつは前年度(平16年度)前大学の工学部では、この関係の委員会の長を勤めた。 W先生のところのT助手の開発した、「Webから学生さんに評価を入力してもらうシステム」のパワーアップをお願いするのが役目だった。 学生さんからのリクエストに「迅速に対応する」までは行かなかった。
9割はまともで1割ほど問題の教員がいる、と本に書いてある。 そのくらいかな、と思う。 しかし、若手なら注意しやすい。 問題は「教授」クラス。 しかも「研究はできる」となると、誰も注意をしにくい。 まぁ、無難な講義に廻ってもらう以外にない。
教授(や助教授)に採用(昇任)まえに「授業評価」も評価の1項目になっているが、形式的で実効を伴っていないのが大きい。
投稿者 tadashi : 2006年01月16日 07:55