2006年02月02日
過学習
入試シーズンの合間に、昨日からは後期の試験シーズン(2/9まで)になった。 試験に受かるためだけで十分、「余分な学習はしたくない」というタイプも多い。
かれこれ15年くらいまえに、前大学で「いろいろ沢山教えないで欲しい、試験で困るから」という学生がいた。 それ以前はそういう学生がいても、自分で取捨選択をするようにして、先生にまでは言って来なかった。
コンピュータ関連は、見方の違い、時代の変化、・・・などで「用語」にもバラツキがあり、その所以を話すとつい(教科書以外の)いろいろな話をしてしまう。 それが困る、というのである。 授業評価(続1/17)でもふれたように、「知識詰め込み型」ではあまり余分なことは言わないようにしている。
ニューラルネットの学習でも、過学習といって「教えすぎるとよくない」ことも判明している。
もちろん、技術主体型では頑として譲るつもりはない。 試験よりも実社会で役立つことを目的としているから。
投稿者 tadashi : 2006年02月02日 09:42