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2006年03月13日
アーキテクチャの立場
アーキテクチャ、建築ではなく、コンピュータ・アーキテクチャの意味。
20年くらいまえまでは、コンピュータの性能も低かった。 大型コンピュータをリードするIBMという手本もあったから、当時のマイコンの立場も楽だった。 今はインテルのプロセッサがそれにあたる。
正統派は、将来のインテルを見据えてプロセッサを開発しようとする立場。 しかし、正直大学ではつらい。 インテルなど企業との差が大きすぎる。
システムまで話を拡げて、ネットワーク・アーキテクチャ、グリッド・アーキテクチャなどを開発する立場もある。 しかし、大学ではミニチュアモデルでしかない。 リーダシップをとれるほど甘くはない。
唯一の救いは、アーキテクチャは、大学では人材が不足している分野。 しかし、それは研究に期待するのではない、「教育」という立場から。
つまり、「アーキテクチャの教育」はしっかりやって欲しい。 しかし、研究として、もはや期待薄。 だから、「研究分野は自由でいい」と思っている。
注:見出しは正確には「アーキテクトの立場」
投稿者 tadashi : 2006年03月13日 08:12