2006年05月02日
オリジナリティ???
気温は低めみたいと2日まえに書いたが、昨日は一転して夏到来。 おとなしく家で査読論文を読んでいた。 国内の英文誌へ外国からの投稿であるが、今回は半導体デバイスおよび回路分野である。
二年まえの IEEE のVLSI ジャーナルの時は、量子コンピュータの話で回路だけれどアルゴリズムが中心。 今回は量子コンピュータではないが、英文誌Cで半導体回路構成なのにアルゴリズムが中心。
依頼される筋は、昔の量子化機能素子の委員会の先生方で、私が「デバイスや半導体回路のわかるコンピュータ屋」と勝手に識別されている。
それはそれで有難いのだが、依頼される論文はいつも「クセ」のある論文。 日本人が書きそうにない論文ともいえる。 日本人の「クセもの」といえば元木だけれど、外国人の「クセもの」は一味違う。 オリジナリティがあるといえばあるが、???という感じ。
IEEE のジャーナルの時は3人査読で、3人中私が一番辛かった。 この手の論文には、半導体デバイス屋さんの査読はやや甘めかな、と感じた。
今回は「大型連休期間中の特別サービス」とするか、セブン・イレブンなみに。
投稿者 tadashi : 2006年05月02日 01:27