« ソフトの心 | メイン | クロスロード »

2006年05月31日

愛は難しい

回路理論では複素数を使うが、虚数 i (愛) の概念は学生さんにとっては難しい、と思う。 昨年7月終りごろにも書いたように電気回路では j と書くが、愛を教える先生にとっては悩みの種みたいで、昨日「どうやって教えられていますか?」と1年生担当の先生から質問を受けた。

このへん、ある程度割り切らないといけないので、分からない人には「使えば便利ですよ」ぐらいとして、「あとは愛の使い方を教えています」と答えた。 私は2年生担当だけど、「愛が本当に分かっているかどうか」はあまり詮索しないことにしている。

もちろん、分かってくれれば申し分ないのだけれど、難しいものは仕方ない。 そのうち分かればいい、くらいに割り切っている。 人生だって「愛がわかる」には相当な年期が必要なように。

そういえば、○菱自動車の「愛」はカッコいいと思う。 今の軽の中では最優秀作品といえるのでは?
設計した人は、「愛がわかっている人」であると期待したい。


投稿者 tadashi : 2006年05月31日 03:05

コメント

コメントしてください




保存しますか?