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2006年09月07日
無矛盾な世界と思う?
「無矛盾かどうか」は世界が小さいとわかりやすい。 家庭、学校、職場、街あたりまでは、「おかしい」ということが直感的にわかる。 法を公理とすれば、演繹的に「正しいかどうか」を証明させることもできる。 汚職や贈賄など数多くの例があてはまる。
ところで、日本は経済的には発展したけれど、失くしたものも多い。 日本がアメリカに飲み込まれて以来、知らず知らずのうちに現在に至っている。 若い人にとってみれば、別にそんな経緯はどうでもいいかも知れない。
地球上にはいろんな国があるが、大きな問題は「欧米世界とイスラム世界の対立」である。 本質的に違う世界の対立である。 公理が違うから定理や命題も違う。 しかし、ともに無矛盾な世界ではありえない。
金融資本主義では、金貸し(消費者金融)が借り手に生命保険をかけて回収する、という仕組みが許される。 個人の世界ではおかしいことが、まかり通ること自体おかしい。
35年ほどまえに、三島由紀夫が自衛隊に入っていって、演説後に割腹自殺した。 彼が「憂えていた日本」になったということかも知れない。
投稿者 tadashi : 2006年09月07日 04:21