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2006年11月19日

パレ・ロワイヤル

パレ・ロワイヤル(Palais Royal)、すなわち、ロワイヤル宮は、パリのルーブル宮殿近くにある。 中庭が妙に印象的な造りになっていて、ヘップバーンの映画で犯人におきび出されたアクション・シーンにも使われた。 この建物の1角にコメディ・フランセーズがあるが、近くにあった日本料理店「大阪」はもう存在しない。

同名のロワイヤルさんが仏大統領選の左派代表になった。 もし大統領になったら、社会党では80年代のミッテラン以来になる。 女性で初めてというより、左派の大統領というほうが重要だろう。 もっとも、ミッテランも政策自体は、右派と大差なかったかも知れないが、けっこう評価は高かった。 地下鉄M14号線(新設で無人運転)の終点の駅名(ミッテラン図書館)にもなっている。

これに引き換え日本の左派は頼りない。 戦後すぐの片山内閣はすぐ倒れたし、村山さんは形だけの社会党で、自民党のダミーだった。 社会党はその後分裂して、社民党が細々と残っているだけ。 福島さんでは勝てないのは明白。

最大の原因は若年層の意識にある。 「18歳成年」を若者が勝ち取らないといけない。 そのためには、高校の授業に「哲学」をきっちりやらないと駄目。

投稿者 tadashi : 2006年11月19日 06:37

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